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66歳の小林幸子、「90歳まで歌いたい」と野望を語る
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.23 20:00 最終更新日:2020.07.23 20:00
歌手の小林幸子(66)が、7月23日、映画『瞽女 GOZE』の完成披露試写会で、夢を語った。
三味線を弾きつつ、語り物などを唄って各地をめぐる盲目の女旅芸人を「瞽女(ごぜ)」というが、最後の瞽女と名高い故・小林ハルさんの生きざまを描いた本作。
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小林幸子は、今作で占い師役として出演している。
「『この子は人を幸せにする。瞽女にしやせや~』という、(作品の中で)一番のキーとなるセリフを、どう演じたらいいか(悩んだ)……」と、物語の核心に迫る一言を演じたことが印象的だったと回顧。
自身は「占いを信じない」とキッパリ言うも、「いいことだけは信じる(笑)。占い師の役で、人の話に耳を傾けることで、人生の糧になれれば」と、占い師役を演じたことに感慨深げ。
実は、小林幸子は、ハルさんと同様、新潟県出身。実際に瞽女は身近な存在だったという。
「(私の)おじいちゃん・おばあちゃんは農家ですが、瞽女さんには何度も会って、いろんな話を聞いていて、『瞽女さま』と呼んでいた。瞽女さんたちが来ることを楽しみにしていて、ハルさんのこともよく知っていますよ」
1973年、73歳で瞽女を廃業したハルさんだが、1978年に国立劇場の舞台で瞽女唄を披露するなど、晩年になっても美声で人々を魅了させていた。
そうしたハルさんの生きざまに感化されたのか、小林幸子も「新潟県人として、90歳まで歌えるように頑張りたい」と意欲を燃やしていた。