みのもんたが、8月16日放送の『朝からみのもんた』(読売テレビ)で、8月10日に肺炎のため78歳で亡くなった渡哲也さん、石原プロモーションの創設者である石原裕次郎さんとの思い出を語った。
収録は4日で、石原プロの解散の話題から2人について触れたみの。渡さんについて「俺の尊敬する兄貴ですよ」と告白。「僕がゴルフ場で右の手首を痛めちゃったときに、帰りに『危ないから俺が運転するよ』って、箱根から逗子まで運転してくれて……そういう優しい人」と目を細めた。
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裕次郎さんについては、みのが文化放送の局アナだったころ、ゲストで招いたという。「ラジオのスタジオで、お付きの方がクーラーボックスを持ってきて、『どうぞ飲みながらやってください』って」と、2人で飲みながら収録を開始。
それだけに「裕次郎さんは飲みすぎじゃないかなというぐらい、飲んでましたからね。かっこよかった。これがスターだ! って」と感激。だが「(話の)内容は、なにも覚えてません、酔っぱらって」と苦笑した。
とある銀座のクラブで、裕次郎さん、勝新太郎さん、小林旭と鉢合わせしたことがあるという。「お互いに『どうも!』って言ったきり口も利かないの。バラバラで」と離れて座ったが、「勝さん、グランドピアノで2曲ぐらい歌って、『お先に!』って帰っちゃった」と秘話を語った。
またも昭和のスターが鬼籍に入ってしまった。みのには伝説を語り継いでもらいたい。