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石川恋、亡き恩師を語る「大きな目標を…」の助言に救われた
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.17 20:00 最終更新日:2020.10.17 20:00
モデルで女優の石川恋が、10月14日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で、高校時代の恩師を振り返った。
芸能界に入る前、栃木県から上京し、都内の大学に通っていた石川。奨学金を借りており、アルバイトの日々を送っていた。
「生活費を稼ぐため、居酒屋で朝まで毎日のようにバイトしてました。ただ、1限に寝坊して、負のループにハマっちゃって。生活することに必死になって、なにをしたくて上京したのか見失ったときがありました」
ちょうどそのころスカウトされ、芸能界入りして「新しい目標を見つけた時期でした」と、人生の転機を迎えたという。
芸能人になってからも、高校時代の恩師に支えられていた。
「厳しい体育の先生でした。受験でどの大学にするか迷っていたとき、『ぬるま湯に浸かっているような人生だから、大きな目標を目指したほうがいい』と言ってくれて、そのアドバイスをもとに大学を決めました。
(デビューしたてで)小さいスナップ写真を『見たよ』と話してくれたり、モデルの仕事に向いているのか迷っていたときも、茶化すように励ましてくれたんです」
勇気と元気をもらっていたが、別れは突然やってきた。
「けっこう歳だったし、会いに行かないと会えない先生だったけど、『いつでも電話してこいよ』と、初めて電話番号を教えてもらって。本当につらいときに電話しようと思ってたんですけど、1回もかけられずに亡くなってしまったんです」
石川は、2015年4月5日のブログで、急逝した恩師の葬式に参加したときの心境をこうつづっている。
「もう先生に会えない。悲しみは本当に深いです。しかしそれ以上に、お疲れさまでしたという気持ちと心からの感謝の気持ちが大きいです」
人生の道しるべを教えてくれた人物だったのだ。