10月22日、大みそかに放送される『第71回NHK紅白歌合戦』の総合司会に「内村光良が内定した」と報じられた。スポーツ紙記者は、こう話す。
「内村さんは2017年から2019年まで、3年連続で総合司会を務めていて経験が豊富です。NHKは、内村さんの司会力を高く評価しています。とはいえ、まだ内定ですから、このまま決定する確率は80%といったところ。
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視聴者のあいだでも、『紅白の司会といえばウッチャン』というイメージが定着しており、間違いなく安心感はある。数年前までは、NHKの人気局アナたちが総合司会を務めることが通例でしたが……今はもう、あの“NHKスタイル”の司会は厳しいでしょう。進行が真面目すぎると視聴率が取れない傾向が、最近の紅白歌合戦では顕著ですからね」
だが、決定となれば、内村の紅白総合司会は「4年連続」ということになる。NHK関係者が、内定に至った内幕を明かす。
「もちろん、『またウッチャン?』という声は局内にもありましたが、『じゃあ、他に誰がいるの?』というのが、局内の“主流派”の考え方なんです。
内村さんは、もともとNHKの番組作りへの貢献度が高いうえ、今回は無観客での開催となる『紅白歌合戦』の制作サイドとしては、『いつもの紅白とは違うやり方でも、安心して任せられる人間を』ということです。局内では、ほかの候補者は名前も出ていません。このまま、内村さんで決定することになると思います。
じつは2020年は新型コロナの影響で、今までのようには番組を作ることができず、とくに海外ロケはまったくできなかったので、番組制作の予算が潤沢に残っているんです。そうなれば、『紅白歌合戦』にはドカンとお金をつぎこむことになりますから、例年より作りこんでやれる部分が多くなります。そんな“異例”の紅白に、内村さんの司会という“盤石の体制”で臨みたいということです」
別のNHK関係者は、「内村さんは熊本県人吉市出身で、2020年に豪雨災害に遭った同市にエールを送る意味でも適任という声があった」と話す。
4年めのウッチャンは、かつてない期待を背負って、大みそかのステージに立つことになりそうだ。