南果歩、主演映画に「よい子はマネしちゃダメ！」とコメント

　女優の南果歩が、11月17日におこなわれた映画『脳天パラダイス』公開直前プレミアム試写会に登場した。

　一家の引っ越しをきっかけに、さまざまな人間関係が展開されていく作品。内容は斬新なものに仕上がったという。

「撮影したのは去年の夏で、まさかこういう世の中（コロナ禍）になるとは夢にも思わず……。つらく苦しい現実のなかで、ひとときのアナザーワールドに飛んでいってもらえれば嬉しい。私も、殻を3つくらい打ち破りたいと思って参加しました」

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　山本政志監督の独創的なアイデアに感化されたといい、自らも監督と議論を重ね合った。

「メイクルームで、『さっき話したアイデア、やっぱやめようと思った』と話し合ったりしてました」

　作品中に見られた行動を現実で試すのはやめたほうがいいと諭す。

「通りいっぺんに、『みなさん誘って』と言ったのが恥ずかしい……。　よい子の皆さんはマネしないでね（笑）。絶対にやってはいけないことだらけ。作品という虚の世界だからやっていいこと。現実から離れて気分転換するにはいい映画ですけど」

　改めて、「ぶっ飛んだ」作品だと強調し、締めくくった。

「一筋縄でいかないストーリーなので、すべて理解しようとするのはやめて、イマジネーションでどれだけ遊べるかが大事。決して見本になるような内容ではないので、常識を取っ払って自由な世界だと解き放つのがいいかも。私も、現場で自由闊達に遊ばせてもらいました」