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が~まるちょば「ハゲるまでやめない(笑)」モヒカンに誓った“生涯パントマイム宣言”

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.11.19 20:00FLASH編集部

が~まるちょば「ハゲるまでやめない(笑)」モヒカンに誓った“生涯パントマイム宣言”

 

 エジンバラフェスで名を上げた彼らは、ついに日本でも名が知られるように。

 

「きっかけは、やっぱりテレビでした。僕らは、パントマイムのおもしろさを画面で伝えられる自信がなかったので、はじめはオファーを断っていたんです。

 

 でも、以前所属していた事務所に入って舞台の宣伝を任せたら、プロモーションの一環でテレビに出ることになって。それが思っていたよりうまくいって、認知してもらえるようになりました」

 

 テレビで話題になったことをきっかけに、活動を広げていったが、2019年、20年以上相方として共に歩んできたケッチ!さんが脱退。「パントマイム以外にも、やってみたいことがある」というのが理由だった。

 

 そうして「が〜まるちょば」が個人の芸名になった今、彼はどう考えているのか。

 

「正直、作品の作り方は変わりました。2人の作品を作ることと、1人の作品を作ることは、表現法の選択肢がまったく違います。そういう部分で、はじめは戸惑いもありました。

 

 でも、ひとりであることのデメリットはないと考えていますし、僕のやるべきことは変わりません。ひとりでも絶対に、おもしろい舞台にできる。元々は『ひとりで出来ることを』と選んだ道でしたから」

 

 2020年1月に予定している舞台公演では、これまでのトレードマークだった、「モヒカンにアタッシュケース」の固定イメージを払拭するために、アタッシュケースを使ったパフォーマンスを封印し、かつらを被ったストーリー作品中心の内容になるという。

 

「いま懸念しているのは、かつて僕らがテレビなどで披露してきた、正確にはパントマイムと呼べないようなストリートパフォーマンスが、僕のイメージとして先走っていること。“モヒカンのおもしろいやつ” という認識がものすごく強いんです。

 

 僕自身は、パントマイムの力を信用しているし、愛しています。パントマイムって、すごいんですよ。言葉を喋らないのに、見た人が笑い、泣いてくれることもある。

 

 だから、今回は “見せかけ” のインパクト要素を極力排除します。本当のパントマイムの力をお見せすることで、パントマイムアーティストとして認識していただく舞台にしてみせます。

 

 ただ、矛盾するようですけど、このモヒカンだけは、1月の公演を終えたら復活させます。『パントマイムを生業にして生きていく』っていう僕の覚悟のあらわれですから、今後も続けるつもりです。まあ、髪の毛がなくなったらやめるけど(笑)」


が~まるちょば
ソロのパントマイム・アーティストとして活動していたHRO-PONとケッチ!が、1999年に「が~まるちょば」を結成。2004年、世界最大の芸術祭「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」で、ダブルアクトアワードを受賞。言葉を一切使わないパフォーマンスで、世界35カ国以上から招待されて公演をおこなっている。2019年3月にケッチ!が脱退したあとも、HRO-PONがソロアーティストとして、が~まるちょばの活動を継続中。趣味はロック、バイク、革ジャン。

 

※2021年1月に新作公演 「が~まるちょば LIVE2021 STORIES “PLEASE PLEASE MIME” 」を開催

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