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M-1ファイナリスト「アキナ」コロナ自粛期間明けは「悠々自適」のびやかに来た!

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.12.12 20:00FLASH編集部

M-1ファイナリスト「アキナ」コロナ自粛期間明けは「悠々自適」のびやかに来た!

アキナ(左から山名文和、秋山賢太)/(C)M-1グランプリ事務局

 

 無名だったミルクボーイが、昨年、M-1史上最高得点(※現在の審査方法において)で優勝を果たし、今ではゴールデンタイムのバラエティー番組のメインを務めるほどの人気芸人に大躍進。

 

 一昨年の王者・霜降り明星は、いま芸能界を席巻している「お笑い第七世代」くくりを生み出すきっかけにもなった。

 

 

 初代王者・中川家から始まり、アンタッチャブル、サンドウィッチマンなど数多くの人気芸人を世に出してきた、漫才日本一を決める『M-1グランプリ』。

 

 SmartFLASHでは、今年もM-1グランプリ2020決勝に駒を進めたファイナリスト9組を総直撃。12月20日(日)の決勝までの毎日、1組ずつ紹介していく。

 

 2組目は、2016年以来、2度目の決勝進出となる「アキナ」。コント日本一を決める『キングオブコント』でも2014~2015年、2017年と計3回決勝に進出するなど、賞レースファイナリスト常連だが、惜しくも頂点には手が届かぬまま4年ぶりの返り咲き。

 

 秋山は昨年、ABC(朝日放送)の塚本麻里衣アナウンサーと結婚し、先日、夫人が自身の番組でおめでたを発表。「優勝賞金を奥さんと子供のために全額使いたい」と意気込み、初の頂点を目指す。

 

――決勝進出おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。

 

秋山 こんなに楽しくネタをして、しかも手ごたえもあって「大丈夫や!」と思えた準決勝は初めてでした。これまでは結果を待っている間は不安でいっぱいでしたが、今回はそんなことはなくて。決勝進出が発表されたときはホッとしたほどでした。

 

山名 僕はネタをやっている途中で、すでにイッてました(力を込めて)。

 

――イッてた?

 

山名 あ、これは決勝にイッたなという感覚で。いつもの舞台とはまったく違う「きたきた! よっしゃよっしゃ!」という、めったに味わえない感覚。今年はとにかくネタをやりながらめっちゃ嬉しかったんです。もうネタをやっている途中から「決勝行った!」という感覚がありました。

 

――新型コロナウィルスの影響もあったと思われる今年、準決勝までを振り返っていかがでしたか。

 

山名 新型コロナ感染防止の自粛期間は1カ月くらい家にいたんですが、あの時間のおかげもありますね。自分のホンマに好きなものと好きじゃないものを整理した時間で、「やっぱり漫才が好きやし!」と思えて。自粛が明けて、劇場で漫才ができたときはめっちゃ楽しかったんですよ。

 

――自粛期間はどのようにお過ごしでしたか。

 

秋山 2人で会って話すことはなかったですね。お互いの時間を過ごしていました。

 

山名 ただ、劇場で漫才ができない……当たり前のものが全部なくなったんですよね。

 

秋山 そのときに「漫才したいなあ」という気持ちがすごく強まったんです。もちろん、ネタをすることは大好きなんですが、こんなにも相方とステージで漫才したいと思ったのは初めてでした。だから、今回の予選はずっと楽しかったんです。これまでのM-1はただただ緊張したまま終わった感覚ですが、今回は初めて充実した予選だったなと思えました。

 

――そんな今年1年を漢字4文字で表すと、どんな言葉になりますか?

 

山名 漢字4文字!? ……「悠々自適」で。この1年は悠々自適に漫才ができた最高の1年でした。伸びやかな1年でした。

 

秋山 そうですね。今年のM-1が始まるちょっと前に、山名から「いま漫才やっていて楽しい」と、コンビを組んでから初めて聞いたんです。「いままで楽しくなかったんか!」「そうやったんや……楽しくないのに言えんかったんか」とか、いろんな感情になりました。でも、その言葉が聞けてよかったなと思えたし、そこからホンマに楽しそうに漫才をしていて。ホンマに嬉しかったです。

 

山名 悠々自適に優勝したいと思います。

 

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