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M-1ファイナリスト「おいでやすこが」はしごを外されたピン芸人2人の出来すぎストーリー
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.18 20:18 最終更新日:2021.04.20 07:08
――ほかのファイナリストで意識しているコンビはいますか?
小田 「アキナ」ですね。年に3~4回は一緒にイベントをする仲で、大阪で活動していた頃は番組にもよく呼んでくれて。まさか一緒にM-1の決勝に出られるとは、嬉しさ倍増です。
こがけん 僕は「オズワルド」です。(お互い衣装がサスペンダーなので)会うたびに “サスペンダートーク” になるんですよ。準決勝の数日前にも劇場で一緒だったんですが、伊藤が「マズいです、僕ら準決勝の出番がおいでやすこがさんの次ですよ。サスペンダーが被っちゃう」と(笑)。
――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威だと感じるコンビは?
小田 「ゆにばーす」です。M-1に出る芸人はみんな命がけで挑んでますけど、特に彼らは気迫が違うので。
こがけん ライブで一緒になることが多いんですが、めちゃくちゃウケてるイメージ。川瀬名人が最高レベルのボリュームでツッコミしたとき、小田さんに匹敵するくらいの破壊力があるので、そこは意識しますね。
――優勝賞金1000万円の使い道は考えていますか?
小田 おしゃれな服を買おうかな。服とか無頓着なので。
こがけん は? どした? 確かに小田さん、決勝進出者発表の場で着るために、わざわざTHE NORTH FACEのパーカー買ってきたんです。「衣装やとアカンねん。トレーナーや」と。
小田 あの場の映像は、これまで穴が開くほど見てきたからな。買った甲斐がありましたよ。
こがけん じゃあ僕は、小田さんには知らせずに、小田さんでも買えるようなおしゃれなブランドを立ち上げます。知らないまま僕のブランドの服を買って着てほしい(笑)。
――では最後に、決勝へ向けた意気込みを!
小田 一生に一度やと思うので、今までピンで培ったものを全部出し切ろうと思います。
こがけん 僕は「なめんなよ!」という気持ちでお笑いをやっている部分があって。期待されていない人間が驚かせたいですね。楽しんでもらいたいです。
※「M-1グランプリ2020」は今年も今田耕司・上戸彩を司会に、12月20日(日)18:34からABCテレビ・テレビ朝日系で生放送
取材&文/松田優子