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錦鯉『M-1』惜敗直後を直撃!「来年も出ます!56歳で王者になります!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.21 18:39 最終更新日:2020.12.21 18:45
舞台上で転がりまわったマヂカルラブリーが制した『M-1グランプリ2020』。12月20日におこなわれた決勝は、マヂカルラブリーと見取り図、おいでやすこがの3組で争われた。
3位の見取り図に、あと5点届かなかったのが、大会前から注目されていた長谷川まさのり(49)と渡辺隆(42)、超苦労人コンビの錦鯉である。「俺さ、パチンコ台になりたいんだよ」から始まった “CRまさのり” のネタは、大爆笑をかっさらったが、もうひと伸び足らず、鼻の差で届かなかった。
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審査員を務めた立川志らく(57)は、錦鯉にこうコメントした。
「今日の95点は、私の2番めに高い得点なんだけど、見終わって冷静に考えると、いったい我々は何を見せられたのだろうなと。でも、お笑いってこういうのでいいんだなと。聞いているときはおもしろいけど、家に帰る途中で、『あれはなんだったのかな』と。でもそれが、お笑いの本質だと思います」
松本人志も「仮に優勝できなくても今年、来年にかけて引っ張りだこになると思いますよ」と絶賛し、確かな爪痕は残した。
番組終了後に動画配信サービス「GYAO!」で配信された『M-1グランプリ2020 世界最速大反省会~笑いの呼吸!漫才達人が全集中で全ネタ分析SP~』では、MCの小籔千豊(47)が錦鯉をべた褒め。「あほな感じ、キャラクターを日本国中、みんな好きになった」と喜び、「生命保険のCMが来るんじゃないか」と、おっさん2人をいじった。
続く生配信番組『M-1打ち上げ by 新ストロングゼロ~最高の相方に乾杯!~』にも出演した錦鯉は、以前から番組などで共演の多い千鳥・大悟に全力でいじられることに。千鳥の2人は「優勝もあると予想していた」と語り、「みんな元気出たんじゃないですか」と、嬉しそうに語っていた。
大反省会が終わったのは深夜1時。気温2度の寒さのなか、収録スタジオの前に駆けつけた本誌記者を見つけて、2人は嬉しそうに手を振ってくれた。以前の取材で、「『M-1』に2人が決勝行ったら、すぐに取材に行きますから」と伝えていたのだが、本当に来るとは思わなかったと驚いている様子。
「こんな夜中にすみません、ありがとうございます!」と長谷川。「あと、5点でしたね」と伝えると、「もうちょっとでしたね。でも楽しかった」と渡辺。スタジオ前で、撮影しながら話を聞いた。
渡辺「思ってたより悔しいですね。本当に……悔しいな。もっと清々しい気持ちになると思ってたんですけど」
長谷川「でも、来年も出ますから。もちろん出ますよ!」
渡辺「あと7回出られますから、僕たち」(錦鯉は結成8年め、『M-1』は15年めまで出られる)
長谷川「56歳でM-1王者ですよ!」
渡辺「そこまで出たくないよ」
悔しさをにじませながら、ポーズを取ってくれる錦鯉の2人。長谷川を慰めるようにしてくださいとカメラマンが言うと、渡辺が優しくハゲ頭をなで始めた。
長谷川「犬じゃないんだから(笑)」
そう言いつつも長谷川は、テレビ朝日で『M-1』直後に放送された『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』で、渡辺がツッコミで強く叩いた後に舞台袖で頭をなでてくれると告白して、スタジオを気持ち悪がらせていた。相方を「東京のお母さん」と呼ぶ49歳、2人の信頼感が見えてくる。
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