エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

WAHAHA本舗・梅垣義明が語る柴田理恵の素顔「台所の流しで裸で行水を」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.30 16:00 最終更新日:2021.01.04 16:19

WAHAHA本舗・梅垣義明が語る柴田理恵の素顔「台所の流しで裸で行水を」

 

『ろくでなし』を歌いながら鼻にグリーン豆を詰め客席に飛ばす芸でおなじみの梅垣義明(61)。久本雅美(62)や柴田理恵(61)とともに、WAHAHA本舗を長きにわたり支え続ける梅垣に、メンバーとの関係性を聞いた。

 

ーー梅垣さんを含め、久本さんや柴田さんも60歳を超えてますが、どういった関係性なんですか?

 

「不思議な関係ですよ。もう40年ぐらいの付き合いですから」

 

 

ーー柴田さんが2020年5月のラジオで、いまだに梅垣さんとプロレスごっこして「痛い痛い!」とか言ってるとおっしゃってました。60歳のプロレスごっこは一度見てみたいです(笑)。

 

「みにくいですよね(笑)。僕の中で柴田は男でも女でもないんですよ。それなのに、ときどき女になるから気持ち悪いんです。

 

 昔、僕と柴田は近くに住んでて、夏に用事があって僕が柴田のアパートに行ったんです。僕がアパートの小窓を見たら、柴田の家は風呂がないから、台所の流しで裸で行水してたんですよ。僕は行水なのにシャワーキャップだけをかぶってる柴田がおかしくてずっと見てたんです。それなのに柴田はいまだに俺が『のぞき見した』って言うんですよ」

 

ーー確かに台所の流し台で行水してる人がいたら見ちゃいますよね(笑)。梅垣さんがWAHAHA本舗のオーディションを受けたとき、審査する側に久本さんや柴田さんがいたそうですが。

 

「そうです。オーディションって、普通は会議室に長テーブルがあって、審査する方は椅子に座って見るじゃないですか。でもWAHAHAは柴田や久本が床に体育座りして見てたんですよ。後から理由を聞いたら『私たちがオーディションに来る人の人生を決めちゃうわけだから、オーディションを受けてる人と同じ目線で見よう』となったそうです」

 

ーー柴田さんは自分たちがオーディションするような身分じゃなかったからとおっしゃってましたね。

 

「その謙虚さがいいですよね。そのとき、柴田がお茶を出してくれて、『この人いい人だな』と思ったんだけど、いざ稽古が始まったらすげぇ悪いやつで(笑)」

 

ーー悪いやつ(笑)。柴田さんに何をされたんですか?

 

「柴田はよく僕に怒ってくるんですよ。いちばん覚えているのは柴田が朝いちの稽古場に来て、俺に『あんたいい加減にしてよね』って言ってきて。俺は『何かしたかな』と思ったら、『あんたがさ、夢に出てきたおかげで昨日寝れなかったわよ!』って。『夢に出てきて怒られることある?』と思って(笑)。今だったらパワハラでしょ」

 

ーー久本さんは最初どんな印象でしたか?

 

「久本を初めて見たときは、毛玉のついたセーターを着て文庫本を読んでる姿で。原田知世に似てるなと思ったんですよ。僕は稽古の格好といえば、劇団四季みたいにレオタードにレッグウォーマーかと思ってたんです。そしたら久本は汚いジャージで屁はかますし。柴田も破れたジャージに首元が伸びたTシャツに日本手ぬぐいを首に巻いて、完全に農作業をする格好でしたよ」

 

ーーWAHAHA本舗創設当初、林家正蔵(当時は林家こぶ平)さんがいらっしゃったそうですが。

 

「僕がWAHAHAに入ったときは、まだ正蔵さんがメンバーにいましたね。喰始さん(WAHAHA本舗・演出家)が誘ったみたいです。でもお母さんの海老名香葉子さんはよしと思ってなかったですが(笑)。WAHAHAにいた頃は柴田が正蔵さんを脅して『あんたんちは金持ちなんだからさ、なにか家から持って来なさいよ』といって掃除機とか電化製品を稽古場に持ってこさせてましたよ(笑)。

 

ーー確かに柴田さんは悪いですね(笑)。『NHK紅白歌合戦』でDJ OZMAさんが裸スーツでパフォーマンスして問題になったことがありましたが、あの裸スーツはWAHAHA本舗が貸し出したんですよね。

 

「はい。ウチから持っていったんですよ。でも喰さんは、紅白のあのシーンを見て、演出家として『使い方がちょっと違ってる』と言ってましたよ(笑)」

 

ーーそうなんですか? そもそもあの裸スーツは誰が考えたんですか?

 

「喰さんです。あれはすごいと思いますよ。裸スーツと知ってても舞台袖で柴田が着てると『あっ』と思いますもんね」

 

ーー最近のWAHAHA本舗の公演でも裸スーツは使われてますよね。

 

「はい。年とって太ってきて、だんだんサイズが合わなくなってきています(笑)」

 

ーー梅垣さんは和田アキ子さんに衣装をいただいたことがあるそうですが。

 

「はい。ビーズのドレスでアッコさんが『紅白歌合戦』に出たときの衣装をもらいました。ハイヒールももらったんですけど、僕の足のサイズ27.5cmより大きいんです。だからサイズを合わせるためにスポンジ入れてました(笑)。

 

ーー梅垣さんも身長180cm近くあるのに(笑)。どういった経緯でいただけたんですか?

 

「アッコさんの誕生会に僕が歌を歌いに行ったり、アッコさんがWAHAHAの舞台も見に来てくれて、そういった関係で『梅ちゃんにあげて』って」

 

ーー今後やりたいことなどありますか?

 

「舞台は時間も労力もかかりますから、皆さん年をとるとやらなくなるじゃないですか。でも僕は舞台が好きなんで、ずっと続けて行きたいと思っています。2021年も新春からシャンソンショーを開催しますので、ぜひ皆さんお越しください」

 

※『梅ちゃんの新春シャンソンショー2021~客席が恋しくて、冬~』大阪公演1/9(土)10(日)は延期となりました。東京・シアターサンモールは2/27(土)28(日)に公演予定

 

取材・文/インタビューマン山下
 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・お笑いジャーナリスト

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る