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袴田吉彦「ダウンタウンさんには感謝しかない」不倫自粛と『笑ってはいけない』出演秘話

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.12 11:00 最終更新日:2021.01.12 11:00

袴田吉彦「ダウンタウンさんには感謝しかない」不倫自粛と『笑ってはいけない』出演秘話

「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞したころ

 

 2019年に放送されたヒットドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)では、袴田吉彦自身と “袴田吉彦のそっくりさん”のサラリーマンという一人二役を演じて存在感を示したことは記憶に新しい。

 

「最初から監督に『袴田は死ぬから』と言われていました。わけがわからず、『5話でいなくなるの?』でしたね(笑)。

 

 あのドラマに出演させていただいた影響はとても大きかったです。歩いていたら小学生に囲まれて『観てます』なんて言われて。おそらく、それまで僕のことは知らなかったと思うんです。人生が変わりましたね。

 

 だけど反響がすごかったので『次の仕事が大変だなあ』ってプレッシャーでした。ヒット作に出演すると、次の作品でも結果が求められちゃいますから」

 

 2021年は、デビュー30年のアニバーサリーイヤーだ。

 

「そうなんですよね。実感としては、『もう30年かあ』です。自分が思ったように演じられなかったりすることもありましたけど、俳優をやめたいと思ったことは一度もなかったです。

 

 だから、死ぬまで俳優でいたいです。ボロボロになっても台本を離さず、出演依頼がなくなって『これで終わりかな』と終わりたい。だけど、依頼が来るようにずっと努力することは、今までと変わりません」

 

 その「努力」について語っているとき、SNSの話題になった。今はYouTubeでファンと繋がる俳優も多い。

 

「僕にはYouTubeをやる勇気がありません。『もし登録者数が一桁だったらどうしよう』という恐怖が先に立って。それを見たキャスティング担当の方が、『袴田って、そんなに人気ないの? じゃあ、今回はパスだな』って仕事に影響が出るかもしれないじゃないですか。それを考えると無理ですよ(笑)」

 

 美味しそうな焼き色がついた餃子を頬張りながら笑う。最後に、「芸能人の不倫が後を絶たないが」と聞いた。

 

「なぜ、僕を反面教師にしないんでしょうね。何年たっても不倫をネタにイジられちゃうんですから。僕は、僕自身を反面教師にしています」

 

 取材前、「不倫についても聞きますが」と尋ねると、袴田は「いいですよ。なんでも聞いてください」と条件をつけなかった。フットサルチームで「兄貴」と慕われている理由が、わかった気がした。

 

はかまだよしひこ
1973年7月16日生まれ静岡県出身 1991年に第4回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリ受賞。翌年、映画デビュー。1993年 毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞受賞

 

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写真・野澤亘伸

 

(週刊FLASH 2020年12月22日号)

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