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『天国と地獄』高橋一生の正体は?過去にも「入れ替わり」を経験済みか

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.31 11:00 最終更新日:2021.01.31 11:00

『天国と地獄』高橋一生の正体は?過去にも「入れ替わり」を経験済みか

 

 第1話視聴率が16.8%、第2話視聴率が14.7%と、1月スタートのドラマで首位を独走中の『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)。
(※視聴率はビデオリサーチ調べ/平均世帯視聴率/関東地区)

 

 女刑事・望月彩子(綾瀬はるか)と殺人鬼・日高陽斗(高橋一生)の魂が入れ替わってしまう突飛な設定ながら、謎が謎を呼ぶミステリー作品として、SNSで考察合戦が繰り広げられている。

 

 そこで今夜放送される第3話を前に、入れ替わりの謎と殺人鬼・日高陽斗の謎について考察しよう。

 

 

 第1話で彩子と日高は満月の夜に同時に階段から転がり落ちて魂が入れ替わる。第2話で彩子(体は日高、以下同)が元に戻ろうと強引に日高(体は彩子、以下同)と階段を転がり落ちるものの、元には戻れず。

 

 そこで日高は「ね、戻れないでしょ。こんなことしたって」と、どうやったら入れ替われるのか知っているような口ぶり。その後、「知らねぇよ!!」と過剰に否定していたが、どうやら日高は入れ替わりの法則をもともと知っていた可能性が高い。

 

 となると、いつ・どうやって日高がその法則を知ったかが謎となるが、こんな非現実的な入れ替わりをすんなり受け入れていることから、

 

【日高はもともと入れ替わり経験者だった】

 

 という仮説が立てられる。

 

 つまり、ややこしい話だが、日高はもともと “日高陽斗” という男ではなかったという説もありえるのだ。

 

■日高(高橋一生)は女だった?

 

 その仮定をもとにさらなる推察をするなら、次に浮上する謎は、日高が何回入れ替わっているのかということ。

 

 この入れ替わりは、鹿児島県は奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」がモチーフになっているので、日高は何十回も入れ替わりを繰り返し、何百年も生きているという説もありえなくはない。……が、さすがにそれは荒唐無稽すぎるか。

 

 過去に1度、入れ替わりを経験しているという予想が妥当かもしれない。

 

 話を少し戻すが、日高が “日高陽斗” という男ではなかったと仮定すると、では日高はもともと誰だったのかという謎が湧き上がる。

 

 そこで気になるのが、第2話で彩子の家に居候中の渡辺陸(柄本 佑)を、日高のほうから誘ってベッドインした描写があったことである。

 

 彩子のフリをしている日高は陸と円滑な関係を築いておいたほうがいいが、自分から強引にカラダの関係を持つ必要性は薄い。にもかかわらず日高は自分から積極的に誘って、陸と肉体関係を持ったのだ。日高がバイセクシュアルでない限り、男との性行為は遠慮したいはずなのに……。

 

 ということは、日高はもともと女だった可能性もあるのではないか?

 

 日高はアメリカ・ボストンの研究室に勤めていた当時も、連続殺人犯の疑いがかけられた過去があるが、その事件で殺されたのは複数の女性。劇中に登場した新聞記事には殺害された3人の女性の顔写真が並んでいたが、筆者の私見だが一番左の女性は日系人のようにも見えた。

 

“日高陽斗” を名乗っていた人物の中身は、実はその日系人女性だった――なんてこともあるかもしれない。

 

 つまり本物の “日高陽斗” は普通の善人だが、その魂が日系人女性と入れ替わって女性の体のまま殺されてしまい、この世にはいない。そして、その日系人女性の魂が “日高陽斗” の体に入っていた真犯人という説だ。

 

 仮説のうえに仮説を立てて恐縮だが、2話までのストーリーを観る限り、そういった展開も否定はできないだろう。気になる第3話は本日21時からオンエアである。

 

●堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』『スゴ得』『IN LIFE』などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』『週刊女性PRIME』『日刊SPA!』などに寄稿中

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