いまさら聞けない『愛の不時着』30秒でわかる「ネタバレ全開ガイド」

※この記事は、ネタバレを多分に含みます

　新型コロナ禍による自粛生活が始まってから一年。おうち時間のお供のひとつとして躍進を見せたのが、動画配信サービスだ。なかでも、ヒット作を多く抱えるのが「Netflix」。同サービスで話題の6作品について “じつは見たことない” というあなたに、クライマックスと結末をネタバレ全開でお届け！　今回は、『愛の不時着』（全16話）だ。

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　韓国の財閥令嬢で実業家でもある【ユン・セリ】は、ある日、パラグライダーで飛行していたところを竜巻に巻き込まれた。不時着したのは、軍事境界線を越えた北朝鮮だった。

　セリを発見したのは朝鮮人民軍将校の【リ・ジョンヒョク】。彼はセリを軍に突き出さず、密かに韓国に帰そうとするが失敗。家でセリを匿っていることがバレてしまったジョンヒョクは、とっさにセリのことを婚約者だと偽る。

　そこからも幾度となくセリの帰還を試みるが、失敗に終わってしまう。セリの身の危険を感じたジョンヒョクは、自分が最高幹部の息子であるという、今まで隠していた事実を公にして、セリを韓国に帰還させることになる。

　軍事境界線まで歩いて向かうセリたち。困難のなかで、2人には愛情が芽生えていた。ジョンヒョクは別れ際に、軍事境界線を一歩越えて、セリにキスをするのだった。

　ついに韓国に帰ることができたセリ。しかし、韓国でも、セリを捕まえて北朝鮮での返り咲きを狙う “脱北軍人” に、命を狙われることになる。それを知り、今度はジョンヒョクが韓国に渡る。セリのボディガードとなり、2人はまた一緒に過ごす。

　セリは “脱北軍人” からの銃撃を受けながらも、奇跡的に一命を取り留めた。ジョンヒョクが追い詰めた “脱北軍人” は韓国当局に銃殺されたが、同時にジョンヒョクも連行され、北朝鮮へ送還された。またも、離れ離れになった2人。しかし、セリのもとには「エーデルワイスが咲く国で会おう」というメッセージが残されていた。

　それ以来、スイスを訪れるようになったセリ。数年後、朝鮮人民軍を除隊し、一度断念したピアニストになる夢をかなえたジョンヒョクと再会した。そしてセリとジョンヒョクは、“中立国” で愛を育むのだった――。

　主役2人のラブストーリーだけでなく、ジョンヒョクの本来の婚約者である【ソ・ダン】が、韓国からの “逃亡者” である【ク・スンジュン】とジョンヒョクとのあいだで揺れる恋愛模様も話題になった。

写真・Photofest／アフロ

（週刊FLASH　2021年2月23日号）