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霜降り明星、フジテレビ伝統の「コント番組」起用で心配される“ナインティナイン化”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.09 20:00 最終更新日:2021.03.09 20:00
「新・お笑いブームといえる時代になりましたから、いよいよフジテレビも本気を出してきたのでしょう」
あるスポーツ紙記者がそのように話すのは、4月からフジテレビでスタートする新番組『新しいカギ』(毎週金曜 午後8時~)についてだ。現在、絶大な人気を誇るお笑いグループ3組「霜降り明星」「チョコレートプラネット」「ハナコ」が共演する、コント番組になるという。
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「伝統的にバラエティに強く、『オレたちひょうきん族』『ダウンタウンのごっつええ感じ』『笑う犬の冒険』などで一世風靡したフジですから、同局の内部から『いつかはゴールデンでコント番組を復活させたい』という声は、たびたび聞かれていました。この3組を起用して、ゴールデンでコント番組を始めるとは、相当な覚悟があってのことだと思います」(同前)
チョコレートプラネットは2020年~2021年の年末年始で、番組出演回数1位に輝いた、今まさに引っ張りだこのコンビ。
「チョコプラはネタに定評があるうえに、モノマネやロケなどの技術も高い。それに比べてギャラは安いので、2020年の夏ごろからすでに『スケジュールが取れない』と言われていました。にもかかわらず、今回この面々との番組が決まったのは、本人たちも、かなり前向きに考えているからだと思います」(芸能関係者)
ハナコは2018年のキングオブコント王者で、コントの実力は一級品。さらにCM起用も多い「スポンサー受けする芸人」(前出・スポーツ紙記者)だという。
一方、心配されるのは2018年のM-1王者で「お笑い第7世代」の筆頭である、霜降り明星だ。
「2人ともテレビスタッフからの信頼も厚く、評判もいいです。しかし、少し気になるのはボケのせいやさんです。本人もネタとして話しているようですが『仕事が増えすぎて精神的に追い詰められている』と言うんです。
もともとメンタルが強いほうではなく、以前には “女性絡み” の騒動で、精神的にキツい時期もありました。それに今度始まるのが、フジの伝統ともいえるコント番組ですからね……。“あの人” の姿と被って心配なんです」(前出・芸能関係者)
この芸能関係者が “あの人” というのは、ナインティナインの岡村隆史のことだ。
「岡村さんを一躍スターにしたのも、やはりフジテレビのバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』でした。しかし、同番組が放送中の2010年には、5カ月間の休養に入りました。
当時の岡村さんも、テレビのみならず映画主演、舞台と多忙を極め、『何をしても楽しくない』という状況になってしまったと聞きます。
現在のせいやさんも、テレビのレギュラーは10番組以上。すでに、当時の岡村さんに近い状態です。M-1優勝後に “ポスト・ナイナイ” という声もあった霜降り明星ですが、『多忙』『ストレス』といった負の側面については、ナイナイと同じ道を歩まないでほしいですよね。
偶然にも、今回『新しいカギ』のプロデューサーを務める中嶋優一氏は、岡村さんが休養した2010年当時に『めちゃイケ』のプロデューサーでしたから、そのあたりのケアも考えてはいると思うのですが……」(同前)
メンタル管理が、成功の “カギ” なのかも。