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野田洋次郎は「耐え抜きましょう」から「気が滅入る」へ…芸能人コロナ疲れで次々 “手のひら返し”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.02 17:45 最終更新日:2022.11.01 17:10
「ここ1年間の考察や反省や説明が何もない状態で3回目の緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇという気持ちにどこかなる」
充分な補償が得られないまま緊急事態宣言だけがただ引き延ばされ続ける現状に、著名人たちも続々と反対の意思表示を始めた。
2016年に公開されたアニメ映画『君の名は』(新海誠監督)の音楽を担当したことなどで知られるRADWIMPSの野田洋次郎(35)が、冒頭のような長文をTwitterに投稿したのは4月23日のことだ。
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野田は「ウィルスの封じ込めに成功した国となぜここまで差がついたのか」「行き当たりばったりの政策のように感じ気が滅入る」とツイートを続け、「耐え抜きましょう」(2020年4月14日)とつぶやいていた1年前と比べ、強い口調で為政者に意見した。
アニメ『新世紀ヱヴァンゲリヲン』シリーズの主人公・碇シンジの担当声優として知られる緒方恵美(55)も、Twitter上で政府の対応に疑問を呈している1人だ。大規模イベントは無観客でおこなうこととした宣言に対し、「ライブ・演劇は昨年7月以降ほぼクラスターは出していない。毎回膨大な費用をかけ皆で必死で努めてきた対策がダメなら、エビデンスを示すべき」(4月23日)と投稿した。
緊急事態宣言を6月20日まで延長する方向で調整がされているという報道があった5月24日、タレントの中川翔子(36)も「学生の皆様が、一生に一度しかない行事をやれないまま一日ずつが尊い青春時代を過ごしていることが残念すぎます。長いトンネルの先はどこにあるのか」と投稿した。
ワイドショーにも多数出演する国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)のように、一貫して政府の対応を批判しているケースも。
「先の見えない休業要請で狙い撃ちにされた事業者は絶望。少数を犠牲にしつつ、多くは普通の生活に戻る。緊急事態宣言の意味が不明になる」(5月22日)とつぶやいた三浦氏は、2020年4月の1回目の緊急事態宣言のときにも「非常事態宣言を、世論に押し切られて行う意味がいったいどこにあるのか」とツイートしている。
一方で、ガマンが限界に達したのかと思われるのがGACKTだ。5月14日に配信した動画では「みなさん、もうコロナよくないですか? もうあんまり神経質になること辞めないですか?」「風邪ですよ。例年風邪で亡くなる方もいっぱいいるわけですから」と過激な発言を見せ、「10年赤字だったファイザー製薬が今年3兆円の黒字に転換した」などとかなり陰謀論めいた発言もあった。
GACKTは2020年4月9日、『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)にリモート出演したときには、「危機感を感じて自粛する方もいますけど、要請を受けてもそれを無視して、自分たちは大丈夫という気持ちで行動される方が結局は感染を広げているわけじゃないですか」と警鐘を鳴らしていたのだが……。
「もうよくないですか?」と言いたくなる気持ちもわかるが、今が「これからの3週間が極めて大事な期間」(5月28日の記者会見より)なんですよね、菅総理?