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加藤浩次 吉本“スッキリ退社”告白も、「忖度と圧力」に戦々恐々【上半期ベストスクープ】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.02 16:00 最終更新日:2021.07.02 16:00

加藤浩次 吉本“スッキリ退社”告白も、「忖度と圧力」に戦々恐々【上半期ベストスクープ】

当時、直撃に加藤は「僕はわからない」と繰り返した。

 

 コロナ禍による混乱と激動の時代が続くなか、芸能界も“事件”が起こり続けた2021年上半期――。多くのスクープを報じてきた本誌の記事の中から、特に反響の大きかったものを再掲。あなたの心に残った“上半期のベストスクープ”はどれ・・・・・・?
 

「そっか、そうなったか」
 2021年3月9日、吉本興業とのエージェント契約が3月末で終了すると発表された加藤浩次(52)。3月10日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、「そっか、そうなったか」・・・・・・と、加藤は納得のいかない様子で語った。だが、それから2日後、3月12日の早朝に本誌が直撃すると、笑顔で次のように応じたのだ。(以下、週刊FLASH 2021年3月30日・4月6日合併号より。年齢は当時ママ)

 

 

――契約終了は、吉本の “粛清” という見方もあるが?

 

「今の時代、そういうのってできるんですかね。逆に、調べてもらってもいいですか」

 

――加藤さんとしては納得して、こういう形になった?

 

「うん、それはもう契約の中で決まってることですから。そこに関しては納得というか」

 

――ご自身的には、“スッキリ” した結末であると?

 

「アッハッハッハッハ! まあ、スッキリというか、受け入れるということですよね」

 

 冒頭の写真のように、じつに晴れやかな表情の加藤。わずか2日間のうちに、心境にどのような変化があったのか――。吉本興業のある関係者は、今回の契約終了の背景を、こう解説する。

 

「吉本としては、以前から加藤との契約を終了させようと思っていました。エージェント契約では、加藤が自分で取ってきた仕事は、吉本の収入にならないのです。最近は、吉本経由の仕事はほとんどなく、契約を終了させても、吉本は痛手を被ることはありません」

 

 一部報道によれば、『スッキリ』のギャラの配分は、加藤が8に対して吉本が2。ほかの仕事のギャラは、吉本には入らない仕組みだったという(加藤は自身のラジオ番組で否定)。ならば加藤にとっても、契約終了による不都合はなさそうだが……。あるテレビ関係者は、次のように話す。

 

「加藤さんが契約終了になった理由は、2019年の闇営業問題のときに『スッキリ』で、『今の社長、会長体制が続くなら俺はやめる』と発言したからです。

 

『スッキリ』では、吉本所属の近藤春菜さん(38)が3月末で降板しますが、我々は吉本の『自社所属の芸人を加藤と共演させたくない』という意向だと受け止めています。番組のキャスティング担当者は、吉本に忖度せざるを得ません」
 一方、当の近藤も、吉本とはエージェント契約中の身。加藤同様、地位は安泰ではない。別の吉本関係者は声を潜める。

 

「エージェント契約によって、会社と芸人との風通しがよくなると思っていたので、ショックです。

 

 ある芸人も、『2020年の秋に、“吉本は芸人が独立や移籍をしても圧力をかけない” という書面を交わした。それなのに、結局はそれに近いことをやるんだなと、芸人たちの間に落胆の声が出ている』と言っています。近藤以外にも友近(47)や、たむらけんじ(47)にも退社の噂が絶えません」

 

 退社となれば、いっそう険しい茨の道を歩むことになる。

 

「加藤に先駆けて独立した、藤森慎吾(37)や西野亮廣(40)は、くどいくらいに “円満退社” を強調しています。それは、吉本と “喧嘩別れ” したというイメージがつくことを避けたいから。テレビ局や企業も、“面倒くさい芸人” には仕事を頼むのを嫌がります」(お笑いライター)

 
 となると、冒頭の加藤の反応も、円満退社をアピールしたほうが “トク” だと考えての、変心の表われだったのか……。冒頭のシーンに話を戻そう。

 

――加藤さんに続いて、吉本をやめる方をご存じでしょうか。

 

「あ?、どうなんですかね、全然わかんないです」

 

――近藤春菜さんも心配です。

 

「う?ん。現状、わかんないとしか言いようがないですねえ」

 

――相方の山本圭壱さん(53)は吉本に残留しますが、「極楽とんぼ」は継続されますか?

 

「ええ、それは当然、当然!」

 

“大樹” を失った、“狂犬” 加藤の明日は――。

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