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貫地谷しほり、枕を使わず安眠目指す「昔は裸で寝てたけど(笑)」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.10.02 06:00FLASH編集部

貫地谷しほり、枕を使わず安眠目指す「昔は裸で寝てたけど(笑)」

映画『総理の夫』の一場面。内閣広報官役を演じる

 

■大学をやめて女優に専念しよう

 

 彼女がしっかり睡眠を取って、映画『総理の夫』で演じたのは、女性総理大臣の夫をサポートする内閣広報官役。

 

「私が演じる富士宮あやかという女性は、サポートすることが好きで、なおかつ向いている人。私が芸能界に入ったのは、現在のチーフマネージャーがスカウトしてくれたからなんですけど、マネージャーというお仕事も、サポートするのが得意な人じゃないと務まらないと思いますね」

 

 子供のころ、彼女はやりたいことが見つからない女の子だったという。

 

「小学校の卒業式で、将来の夢を言わなくてはいけなかったんですけど、ほかの子が言ったことをまねしてたくらい、なんにも夢がなかったんですよね。

 

 マネージャーが私を見つけて、スカウトしてくれなかったら、どんな人生を送っていたことか(笑)。マネージャーには、本当に感謝しています」

 

 女優業を続けながら大学に進んだ彼女だが、ある日ふと「仕事だったらどんな早起きでもできるのに、どうして1限めの授業のために起きるのがこんなにつらいんだろう」と思ったという。

 

「ああそうか、私がやりたいのは女優という仕事なんだと、あらためて実感しました。だったら、大学をやめて女優に専念しようと」

 

 NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』でヒロインを演じるなど、精力的に仕事に取り組んだ20代。女優としてマイナスになることは排除して、遊びに行く場所や食事する相手にも気を配った。

 

「当時は、いいコちゃんでいなければ、と頑張りすぎていたように思いますね。今はお芝居をしているときがいちばん楽しいから、続けさせてもらえたらありがたいなという気持ちです」

 

 これからやってみたいことを尋ねると「いくつかあります。でも実現するかどうかわからないから内緒です」と、いたずらっ子のような笑顔を見せた。

 

かんじやしほり
1985年12月12日生まれ 東京都出身 2002年に『修羅の群れ』で映画デビュー。2007年、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』でヒロインを務める。おもな出演作は映画『くちづけ』『夕陽のあと』、ドラマ『テセウスの船』『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』など

 

写真・中村功
取材&文・工藤菊香
スタイリスト・mick
衣装協力・ALTIMA
ヘアメイク・北一騎(Permanent)

 

(週刊FLASH 2021年10月12日号)

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