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M-1ファイナリスト「インディアンス」明るさ振りまく “ひまわり男” と “泣き虫男” のリベンジマッチ

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.11 20:50 最終更新日:2021.12.11 20:51

M-1ファイナリスト「インディアンス」明るさ振りまく “ひまわり男” と “泣き虫男” のリベンジマッチ

インディアンス(左から田渕章裕、きむ)/(c)M-1グランプリ事務局

 

 初代王者・中川家から始まり、アンタッチャブル、サンドウィッチマンなど数多くの人気芸人を世に出してきた、漫才日本一を決める「M-1グランプリ」。

 

 昨年はマヂカルラブリーが、激しい動きと、自ら「リモート漫才」(村上)と称したほど距離をとったままの異色漫才で優勝。「これは漫才か? 漫才じゃないか?」論争を巻き起こし、年が明けてもしばらくその余韻は続いた。

 

 

 SmartFLASHでは、今年もM-1グランプリ2021決勝に駒を進めたファイナリスト9組を直撃。12月19日(日)の決勝までの毎日、1組ずつ紹介していく。

 

 2組目は3年連続の決勝出場となる「インディアンス」。トレードマークのひまわりのように明るい田渕章裕と、すぐに涙を見せる “泣き虫男” きむのコンビ。

 

 初の決勝進出を果たした2019年は、本番でネタを飛ばしてしまい、9位に。2020年は準決勝で敗退したが、敗者復活戦で勝ち上がって7位という成績を収めた。思うようにいかなかった2大会ぶんのリベンジを果たし、一気にジャンプアップできるか。

 

――決勝進出おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。

 

田渕 うれしい! 楽しい! 大好き!

 

きむ ドリカムや(笑)。

 

田渕 1回目(の決勝進出)よりテンション上がっているかも。発表で番号を呼ばれた瞬間、自分でも「めっちゃ感情出てる!」とびっくりしました。今年は優勝を意識した一年で、そのぶん、自分たちを追い込んでいた部分もあったので、発表の瞬間は「頼む!」という気持ちが大きすぎて、感情が出てしまいました。やっぱりストレートで決勝に行けるのはうれしいです。

 

きむ “認められた感” があります。「今年は優勝!」という思いでいたので、決勝進出ではそんなに喜びは表に出ないかなと思っていたんですが、やっぱりめっちゃうれしかったです。「これは決勝行けそう」「この感覚、合っててくれよ!」と思っていたので、2019年よりも涙が出ちゃいました。

 

――準決勝までを振り返っていかがでしたか。

 

きむ 2回戦のネタはこれ、3回戦は、準々決勝は……と、自分たちの思っていたとおりに進められたのでよかった。ストレートで(決勝に)行けた年はハマっていますね。

 

田渕 自分たちなりに根拠があってネタを選んでいたので、その選択が上手いことハマってよかったです。「こっちのネタが先か」「いや元に戻すか」って迷いもしたんですけどね。

 

きむ 全部の予選で普段どおりにできたのもよかった。たぶっちゃん(田渕)もアドリブ入れるし。

 

田渕 時間も気にせずにね。ネタ選びってめちゃくちゃ難しいんです。正直、3回戦くらいからはどんな芸人でも平気で落ちますから。だから3回戦に強いネタをもってくる考え方もすごくわかる。僕らは「ウケなアカン!」という明確なモノサシがあるんですけど、ウケだけを考えるのではなく、そのネタの好き具合もあると思うし。そこはコンビごとにバラバラだから難しいですよね。

 

――ネタを飛ばし、9位に終わった一昨年がプレッシャーになっていた?

 

田渕 確かに2019年のM-1が終わってからの1年間は苦しかったです。「このままやったらトラウマになってしまうから、2020年も決勝に出る!」と思ってやってきたのに準決勝で負けて。けっこうな絶望感を味わいましたが、奇跡的に敗者復活できて、連続で決勝に出られたことでだいぶ気持ちが楽になって。それが今年につながっていると思います。

 

――決勝進出者発表のとき、今年は泣いている人が少なかった気がしました。

 

きむ なんやったら泣いていたのはオレだけかな?

 

田渕 なんでお前だけやねん! みんな飽きたで、お前の涙。「涙……あ、きむか」くらいのもんや。

 

きむ 昔と変わってきているのかもしれないですね。

 

――優勝賞金1000万円の使い道は考えていますか?

 

きむ 親にあげるのと、今年、子供が生まれたので3LDKに住みたいです。

 

田渕 僕は最近ルームシェアを解消して一人暮らしを始めたんですが、けっこうバタバタで家を決めてしまったので、めっちゃ狭いんです。なので「帰りたくなる家」に引っ越します。

 

――「ファイナリストのなかで自分たちが一番○○だ!」と言えるものは何でしょう?

 

きむ 「一番漫才を楽しんでいる」。これまでもそう思っていましたが、今はより体現できていると思います。

 

田渕 それが出し切れていないときはウケ切らなかったり、反応が悪かったりするので。決勝でも僕らが楽しめれば、おのずといい結果につながると思っています。今年に比べて、(準決勝で勝ち抜けなかった)昨年はちょっと硬かった気がするんです。ネタのつくり的にも隙がなくカチっとしていて、ちょっと息苦しさがあったのかもしれません。

 

――ほかのファイナリストで意識しているコンビはいますか?

 

きむ 僕はいないです。この1年はとにかく自分たちに集中しようと思っていたので、他の人たちのネタはそんなに見てなくて。結局、自分たちとの勝負やと思うんです。今までも、緊張とかに負けたからいい結果が出せなかったり、楽しく漫才ができなかったりしたので。

 

田渕 ゆにばーすです。M-1の勝負ネタになりそうな漫才を2本ずつ見せ合って、お互い「こうしたらええんちゃう」と言いあうライブをやっているんです。ゆにばーすは、そこでやった準決勝でやる予定のネタを、その後も劇場にかけていたんですが、たった数日で劇的に面白くなって。「すごっ! これは決勝行くわ!」と思って見てました。

 

――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威だと感じるコンビは?

 

きむ ヨネダ2000。めっちゃかき乱しそうだし、動きが読めないので。

 

田渕 同期のダイタクです。ネタの「作品感」がすごくて、僕らにないものを持っている。準決勝でもめっちゃウケてたし、あいつらM-1の予選で使っていないネタもたくさん持っているので。敗者復活戦はどのネタで来るのか。もし勝ち上がってきたら、そのままパーン! と駆け上がって優勝もあり得ます。

 

――今年1年をまとめて “4文字” で表すと、どんな言葉になりますか?

 

田渕 「一心不乱」ちゃいますかね。今年はホントにM-1のことしか考えてなくて、ほかのことは何もしてない。何の思い出もないです。「家が狭い」ってことと、M-1のことだけです。でも今は、M-1のことだけで十分なので。

 

きむ 僕は「漫才最高」で。

 

田渕 きむは「黒子除去」ちゃう?

 

きむ 今年、ホクロを取ったんですよ。

 

――最後に、決勝へ向けた意気込みを一言で!

 

きむ 優勝するので、楽しみにしていてください。

 

田渕 「決勝でのインディアンスのネタ、まばたき厳禁やで! ……って4分間はムリか!」でお願いします。

 

きむ それ、意気込み!? 結果、何も言ってないのと一緒よ(笑)。

 

田渕 しゃべってないのと一緒やな(笑)。マジで優勝しかないです。僕ら、一度も最終決戦まで行けてないんですが、そんなことは関係ない。僕らはこれまでいろいろ刻みすぎているので、ここは飛び級して優勝してしまいましょう。

 

※「M-1グランプリ2021」は今年も今田耕司・上戸彩を司会に、12月19日(日)18:34からABCテレビ・テレビ朝日系で生放送

 

取材&文/松田優子

 

( SmartFLASH )

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