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『モーニングショー』石山アンジュさん、「シェアリング」普及活動のきっかけは “震災時の就活”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.27 06:00 最終更新日:2022.01.28 23:04

『モーニングショー』石山アンジュさん、「シェアリング」普及活動のきっかけは “震災時の就活”

 

 三浦瑠麗さん以降増加中なのが、芸能人でもジャーナリストでもない女性解説者たちだ。そんな彼女たちの “本業” と、その素顔に迫る!

 

「番組で話す前に、なるべく一次情報を得るよう努めています。自分が代表をしているシンクタンクや常任理事になっている協会は、各界の第一線で活躍している人も多く、直接意見が聞けるので助かっています」

 

 

 そう話すのは、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演している石山アンジュさん。テレビ朝日報道局の玉川徹氏や羽鳥慎一氏の議論が白熱しても、石山さんはけっして否定せず、対話を深めていく。

 

 ふだんは「シェアリング」という新しい概念の普及活動に勤しむ石山さん。父は浅草サンバカーニバルのチーム代表を務めたミュージシャンだった。彼を慕い、実家には年代・国籍・職業の枠を超えてさまざまなな人々が集い、血縁や法律にとどまらない「拡張家族」という形の礎になった。

 

「3.11のころに就活をしていて、コンビニの棚から一斉に物がなくなる事態に接し、消費型社会の脆さを痛感しました。今後も単身世帯が増え、2040年には約40%に達すると予測されています。だからこそ、注目すべきコトとして “つながり” を挙げました」

 

 価値観が多様化しても、対話を諦めない。石山さんは、そんな社会を目指している。

 

■石山さんが気になるヒト:Z世代
「日本を変えるには、思い切り若い世代にチャンスや権限を!」

 

■石山さんが気になるモノ:DX(デジタルトランスフォーメーション)
「デジタルの普及によって、時間や場所に囚われない働き方や、企業の持続的な経営が可能に」

 

■石山さんが気になるコト:つながり
「社会的分断や格差、孤独が広がる社会に、分かち合いの精神と共助社会をを取り戻したい」

 

いしやまあんじゅ
1989年生まれ 神奈川県出身 国際基督教大学卒業後、リクルートに入社。その後、クラウドワークス経営企画室を経て、Public Meets Innovation代表に。シェアリングエコノミー協会の常任理事も務める。著書に『シェアライフ』(クロスメディア・パブリッシング)がある

 

取材/文・鈴木隆祐(ジャーナリスト)

 

( 週刊FLASH 2021年2月8日 )

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