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“Z世代代表” 湯上響花さん、“否定しない” 悩み相談を展開「慎重に生きるコたちの背中押したい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.28 06:00 最終更新日:2022.01.28 23:07
三浦瑠麗さん以降増加中なのが、芸能人でもジャーナリストでもない女性解説者たちだ。そんな彼女たちの “本業” と、その素顔に迫る!
「防災がテーマのとき、クローゼットの中に本を入れれば、地震でも崩れないことを話したら、かなり好評でした。そんな身近なアイデアを出すことが多いですね」
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そう語るのは『ABEMAヒルズ』(ABEMA)に出演する、湯上響花さん。何をどう話すか、大学のゼミの教授に相談すると、「求められているのは君の等身大の意見だ」と諭されたという。
「行き詰まったとき、よく最果タヒさんや谷川俊太郎さんの詩集を開きます。主語と述語の意外な組み合わせが心地よくて、斜め上の語彙力が身につく気がします(笑)。詩やショートショートを自分で書いたりもします」
毎週日曜には、SNSで「全肯定ライブ」を配信。フォロワーから悩みを募集し、否定することなく、相手に寄り添った回答をする。
「今のコは、小学生でも習いごとの費用を気にしたり、ずいぶん慎重に生きているなと感じます。そんなコたちが何かにチャレンジできるよう、背中を押してあげられたらと思っています」
手には詩集とスマホ。ギャルコメンテーターとして話題になった湯上さんの言葉は、これからの世代に深く刺さっていくに違いない。
■湯上さんが注目するヒト:ヒグチアイさん
「アニメ『進撃の巨人』最新シリーズのエンディング曲『悪魔の子』を聴き、ダークだけど胸を射抜く鋭さにドキッとしました」
■湯上さんが注目するモノ:谷川俊太郎の詩集
「『五月のうた』という詩が特に好きで、『心臓のアレグロ(音楽用語で「速く」)に耳をすまし』という言葉にヤラレました」
■湯上さんが注目するコト:メタバース
ネット上の仮想空間です。コロナ禍で気軽に外出できないので、すごく可能性を感じています
ゆがみきょうか
2001年生まれ 千葉県出身 中央大学経済学部に在学中。2019年から2020年まで「Popteen」専属モデル、ミス中央2021準グランプリ。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)にも、Z世代代表「コメンテーターZ(ズ)」のメンバーとして出演する
取材/文・鈴木隆祐(ジャーナリスト)