アンガールズの田中卓志が、4月より始まる、日曜午後9時からのバラエティー番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)で初のMCを務めることがわかった。
新番組では、俳優やアーティスト、アイドルなどジャンルを超えたゲストが生徒としてタナカ先生に呼び出され、学校にまつわる “一斉テスト” に挑戦する。間違えた場合、タナカ先生にイジり倒されるという。
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ゴールデンのMC抜擢というオファーに対し、田中は「こんな僕に大役を頂けるなんて!芸能界に入って1番うれしい!と思いました」「甘い環境下の芸能界に鋭くメスを入れて、批判覚悟で挑みたいと思います!」とコメントしている。
SNSでは、田中のMC抜擢に喜びの声が多く寄せられた。
《ついにいじられキャラだった田中さんがゴールデンのMCに……!》
《地味にまわしもできて、田中さん観てたら安心感もある。アンガールズはそれぞれがいい活躍の仕方してる》
《いいねぇ、いいねぇ、田中のこれまでの努力が身を結ぶ、実力は十分あるから成功するだろう》
もともと、キモキャラとしてバラエティーに引っ張りだこの田中だが、近年は分析力を活かした “批評芸” が話題を呼んでいる。
『ゴッドタン』(テレビ東京系)では、勝手にタレントの悩みを予想してアドバイスを送る『勝手にお悩み先生』のコーナーが大ウケ。「女優をやりたい」と話す野呂佳代に「需要ない」とバッサリ切り捨て、バラエティでの「肝っ玉母ちゃん役」を取りにいけとアドバイスするなど、キレッキレのコメントを連発している。
「“批評芸” の影響で、最近の田中さんは審査員の仕事も増えています。『そろそろ にちようチャップリン』(テレビ東京系)で審査員を務めたのを皮切りに、女性芸人の賞レース『THE W』でも審査員に就任。
芸人たちへの愛あるコメントと分析は、毎回ネット上に『説得力がすごい』といったつぶやきがあふれるほどです。ネタを語るのは偉そうに見えがちで、やりたがらない人も多いですが、田中さんは『後輩のためになるなら』と引き受けてくれるんです」(芸能ジャーナリスト)
田中も、自身が置かれた現在のポジションを理解しているようだ。
2021年6月16日の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)に出演した田中は、「40代になると、話の説得力が求められるようになって。実際に出ている人を見ると、『やっぱりこの人の話を聞きたいな』という人ばかり。自分にもそういう仕事が回ってくるようになった」と分析している。
さらに、これから迎える50代について、司会ができるか、よほどひな壇で活躍できないと厳しいとし、「 “説得力の上” を探っている」と明かした。
“説得力の上” を目指しつつ、一つ一つ積み重ねてきた田中だからこそ、46歳というタイミングで初のMC抜擢となったのだろう。4月からの活躍に期待だ。
( SmartFLASH )