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テレ朝退社の富川アナ、“円満” ではなかった苦渋の決断…「『報ステ』での居場所を奪われた」と関係者

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.02.25 23:45FLASH編集部

テレ朝退社の富川アナ、“円満” ではなかった苦渋の決断…「『報ステ』での居場所を奪われた」と関係者

 

 またテレビ朝日に激震が走った。看板番組『報道ステーション』でキャスターを務めてきた富川悠太アナ(45)が、3月いっぱいで退社すると発表したのだ。

 

 局側も「本人の希望により退社することになりました」と発表。テレ朝といえば、2月10日に経費の私的流用で亀山慶二前社長が辞任に追い込まれたばかり。またしても突然の発表に、驚きの声が寄せられている。

 

 

 2月25日、富川アナは番組の最後に「3月をもってテレビ朝日を退社することになりました。とはいえ、まだ1カ月ありますので全力で頑張っていきたいと思います」と語った。

 

 富川アナは局を通じてもコメントを発表している。

 

「私はニュースの現場が大好きです。報道ステーションを、テレビ朝日を、その現場の全てを愛して生きてきたこと。感謝と誇りを持って、私はこれからもニュースの現場に立ちます。

 

 コロナ感染で私をはじめ、番組への信頼を失わせてしまったこと、今でも責任を感じ後悔も拭えてはおりませんが、捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります。

 

 これまで長きにわたり、応援いただいた視聴者の皆さまに心から感謝致します。まことにありがとうございました」

 

 番組では気丈に退社を告げた富川アナだが、文章コメントは、報ステをやめる悔しさがにじみ出ている。その理由について語るのは、あるテレビ朝日関係者。どうやら、「円満退社ではない」というのだ。

 

「富川アナは、コロナに感染したことは自分に責任があるとわかっていた。でも、その結果として番組への出演が減ったことで局に対する不信感があったようです。

 

 加えて昨年10月からメインキャスターに大越健介アナが就任したことで、かなりフラストレーションが溜まったのでしょう。富川アナは2004年4月に『報ステ』が始まって以来、現場リポーターを務め、2016年4月から古舘伊知郎の後任としてMCに就いた。

 

 一貫して『報ステ』を守ってきたという自負があったのでしょうが、昨年10月からは金曜日の出演だけになった。“居場所” を失っただけに、局への信頼が崩れたのでしょう」

 

 富川アナがコロナに感染したのは、2020年4月のこと。番組に復帰したのはおよそ50日後の6月4日だった。今では考えられないほど長期間の休養を余儀なくされた。

 

 退職後、富川アナは「これからもニュースの現場に立つ」と発表しているが、他局への移籍ではないという。前出テレ朝関係者が続ける。

 

「じつはフリーのアナウンサーになる予定だといいます。しかも富川氏には大手自動車会社がバックにつくという。社員になるのか、スポンサーになるのか、どういう形になるかは定かではありませんが、自動車会社所属のフリーアナなんて初めての試みかもしれません」

 

「報ステ」では事件事故の現場を走り回っていた富川アナ。新天地でもこれまで以上の活躍を期待したいところだ。

 

( SmartFLASH )

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