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綾瀬はるか『元彼の遺言状』丁寧な描き方は自信の表れ…初回の没入感は弱めでも納得の理由

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.04.18 11:00FLASH編集部

綾瀬はるか『元彼の遺言状』丁寧な描き方は自信の表れ…初回の没入感は弱めでも納得の理由

 

 綾瀬はるかを引っ張ってきて、そしてこの丁寧かつ重厚な作り……先週月曜にスタートした月9ドラマ元彼の遺言状』(フジテレビ系)からは、フジテレビの本気度がビンビンに伝わってきた。

 

 綾瀬はるかに加え、大泉洋生田斗真が主要キャストで出演する『元彼の遺言状』。

 

 敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬)の急逝した元彼・森川栄治(生田)には巨額の遺産があり、「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」という奇妙な遺言状を残していた。

 

 

 そんな折、大学時代の先輩で栄治の別荘の管理人でもある篠田敬太郎(大泉)は、麗子に「代理人になって僕を犯人に仕立ててほしい」と持ちかける。

 

 こうして麗子は篠田と手を組み、遺産相続で一獲千金を狙う……というミステリードラマである。

 

■視聴率女王・綾瀬はるかを三顧の礼で招いたか

 

 原作は昨年の『このミステリーがすごい!』(宝島社主催)で大賞を受賞している同名小説のため、もともとの物語の質の高さは折り紙つき。さらに先週放送された第1話を観た率直な感想として、役者も脚本も演出も映像も音楽も隙がない、非常に上質なドラマという印象を受けた。

 

 おそらくフジテレビは三顧の礼で綾瀬に主演を受けてもらったのだろうが、そんなフジテレビの本作に賭ける意気込みは、しっかり実を結んでいるようである。

 

 今の綾瀬は視聴率女王の地位を確固たるものにしており、いくら「月9」がフジテレビの看板枠として復調しつつあると言っても、断られる可能性は十分にあっただろうからだ。

 

 ここで綾瀬が主演した連続ドラマ直近3作品の、全話の世帯平均視聴率を振り返ってみよう。

 

◯『奥様は、取り扱い注意』(2017年/日本テレビ系)
12.7%
◯『義母と娘のブルース』(2018年/TBS系)
14.2%
◯『天国と地獄~サイコな2人~』(2021年/TBS系)
15.3%

 

(※視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)

 

 テレビ業界全体で視聴率低下が進んでいる昨今では、全話平均で二桁視聴率を獲得すればヒット作と言えるが、綾瀬の近年の3作品はすべて余裕でクリア。しかも注目すべきは、3作の数字は右肩上がりで、最新作ほど高視聴率を記録している点だろう。

 

■“1話完結型” じゃないのも絶対的自信の表れ?

 

 前述したように『元彼の遺言状』の第1話は、役者、脚本、演出、映像、音楽、どれを取ってもクオリティが高い。

 

 しかし、それでも難点をあげるとしたら、第1話は壮大な物語の導入で、登場人物や設定の土台などを、視聴者に周知させることに注力していた印象。“ぐわしっ!” と心を掴まれ、否応なしに物語に没入させられるようなパワーはそこまで強くはなかった。

 

 とは言え、好意的に解釈すれば、雑に “ショッキングな展開” を乱発することはせず、焦らず丁寧に上質な物語を紡いでいくという制作陣の宣誓にも思えた。

 

 昨今のドラマは、視聴者が途中回を観忘れても話についていきやすいように、その回で発生した事件や問題をその回のうちに解決させる “1話完結型” が非常に多い。

 

 けれど本作は、遺言状の謎と遺産相続の行方を、最終話まで引っ張るタイプのドラマだろう。“1話完結型” を採用しなかったのも、本作への自信の表れとも考えられる。

 

■最終話で最高視聴率を獲得できるポテンシャル

 

『元彼の遺言状』第1話の世帯平均視聴率は12.1%と上々のすべり出し。だが、最近の「月9」ドラマは第1話が全話中で最高視聴率というケースが多い。

 

 直近の3作品を振り返ってみても、今年1月から放送していた『ミステリと言う勿れ』や、昨年6月から放送していた『ナイト・ドクター』は、最高視聴率を記録したのは初回。

 

 昨年10月から放送していた『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』は、最高視聴率を記録したのは中盤回だったが、いずれにしても直近3作は最終回に向けて盛り上がっていった作品ではない。

 

 そんななか、『元彼の遺言状』は回を重ねるごとに盛り上がり、最終話で最高視聴率を獲得するようなポテンシャルを秘めているように思う。

 

 ――今夜放送の第2話以降でも、インパクト重視な大味な作りにせず、最後まで上質な作品のまま有終の美を飾ってくれるのはないだろうか。

 

堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』『スゴ得』『IN LIFE』などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』『週刊女性PRIME』『日刊SPA!』などに寄稿中

 


( SmartFLASH )

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