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天竺鼠・川原、相方の失態にもボケツイート…どんなときでもボケ倒すひそかな決意

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.04.18 16:00FLASH編集部

天竺鼠・川原、相方の失態にもボケツイート…どんなときでもボケ倒すひそかな決意

 

 天竺鼠のボケ担当の川原克己さんが、4月15日に更新した自身のTwitterが話題となっています。

 

 相方の瀬下豊さんは、度重なる不倫報道を受け、4月14日のTwitterで、関係者へのお詫びと、当面の活動の自粛を報告しました。

 

 この瀬下さんのツイートは、文末のコンビ名と名前の部分だけ直筆でしたが、川原さんも翌日、コンビ名と名前の部分だけ直筆にした、そっくりな形のツイートをあげていました。

 

 

 ただし、川原さんのツイートは、以下のような文面となっていました。

 

《研究チームが男女6,909人を調査した結果そのうちの男性58.0%、女性61.5%の人がアスパラガスを食べた後の尿のにおいを嗅ぎ分けられなかったみたいです。よろしくお願いします。》

 

 正直、コンビの天竺鼠としても窮地に立たされている状況です。しかし、川原さんはボケます。いつ何時、どんな状況でもボケ倒すのが川原さんの芸風だからです。

 

 現在のバラエティ界では、こういったボケだけを貫く芸人さんは、実はごくまれです。

 

 もちろん、漫才やコントのときは各コンビのボケ担当はボケ倒します。しかし、バラエティ番組などフリーな場面では、ほとんどのボケ芸人は同時にツッコミもこなすのです。

 

 コンビでボケ担当のダウンタウンの松本人志さん、麒麟の川島明さん、千鳥の大悟さん、かまいたちの山内健司さん……そして、ボケボケマシーンのイメージがあるアンタッチャブルの山崎弘也さんでさえ、番組でツッコんでいるところをよく見ます。

 

 天竺鼠は多くの先輩芸人から「あいつらは、ほっといても売れる」と言われるほど評価が高いコンビ。しかし、彼らの実力からすると、もっとバラエティ番組で活躍してもおかしくありません。

 

 やはり、今のバラエティ界で活躍するには、たとえコンビのボケ担当であっても、ツッコむことが必要なのではないでしょうか。

 

 そのあたりの考えを、筆者が以前、天竺鼠を取材した際に川原さんに聞いてみました。

 

川原「売れたい気持ちはありますが、自分たちがやっているスタイルを変えてまで、売れようとは思わないですね」

 

 この言葉に、ボケだけを貫く川原さんの覚悟を感じました。さらに次の言葉も印象に強く残っています。

 

川原「芸人をやり始めたとき、売れようが売れまいが、芸人をやめないと決めたんですよ」

 

 自身のスタイルを貫き、もし売れなくても絶対に芸人をやめないという決意。これが川原さんの中で唯一ボケない部分なのかもしれません。

 

インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

 

( SmartFLASH )

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