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伊藤健太郎、本誌が目撃していた “涙” の復帰作『冬薔薇』撮影現場…業界からは高評価のリスタート
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.18 16:03 最終更新日:2022.05.18 16:06
「今日ここに立てていること、景色を見られていること、非常にうれしく思っております。……味わったことのない感覚というか、この景色が早く見たかったなぁと思いながら、ずっと過ごしていたので」
俳優の伊藤健太郎がそう涙したのは、5月17日のこと。主演映画『冬薔薇(ふゆそうび)』(6月3日公開)の完成披露イベントで、伊藤は満席の会場を前に、そう思いを打ち明けた。
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2020年10月にバイクとの接触事故を起こし、1年近く芸能活動を休止していた伊藤。同作は2年ぶりの主演映画で、吉永小百合が主演した映画『北のカナリアたち』などを手がけた阪本順治氏が監督を務めた。伊藤にとって、“本格復帰” 作品というわけだ。
2021年11月、本誌は同作の撮影現場を目撃している。神奈川県南東部に位置する港、貨物船が係留された船着き場で、大がかりな撮影がおこなわれていた。当時、ある芸能関係者は、同作についてこう教えてくれた。
「共演として、小林薫さん、余貴美子さん、永山絢斗さん、石橋蓮司さんなどの実力派の役者が脇を固めています。伊藤さんの事故のイメージのためか、キャスティングは難航したと聞きました。また『情報解禁前に伊藤さんが主演であることが漏れてはならない』と、現場での撮影は超厳戒態勢だったようです」
自動車事故について、伊藤の不起訴処分が決まったのは2021年3月。そして10月28日から4日間上演された主演舞台で再始動が始まった。2022年の芸能活動について、“光が差している” と話してくれたのはスポーツ紙記者だ。
「伊藤さんにとって強力な “応援団” の存在があるんです。事故直後に公開を控えていた主演映画『十二単衣を着た悪魔』も、『冬薔薇』と同じくキノフィルムズによるもの。
もっとも “被害” を受けたにもかかわらず、再度、伊藤さんの主演映画を手がけるのは、彼を非常に評価している人物が同社役員にいるからでしょう。
伊藤さんが持つ『朴訥』『自然体』『硬派』といった役者イメージは、いまの若手俳優陣とは一線を画していて、業界の重鎮たちから評価が高いのです」(スポーツ紙記者)
表舞台に戻ってきた伊藤、“好リスタート” を切ったようだ。
( SmartFLASH )