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霜降り・粗品も苦言…GIオークス大幅発走遅れで “テレビ中継プッツン” に非難囂囂

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.23 15:11 最終更新日:2022.05.23 15:16

霜降り・粗品も苦言…GIオークス大幅発走遅れで “テレビ中継プッツン” に非難囂囂

オークスのゴール場面(写真・時事通信)

 

「急にCM入って、なんじゃありゃ? ナミュール応援してたら、急に長州力出てきた」

 

「そんなん、マジシャンがトランプマジック生放送でやってる間にCM入って、『はい、ここに入ってました』って、いやいやいや。一番やったら、アカンねん!」

 

 自身のYouTubeチャンネルでそう批判したのは、霜降り明星粗品。5月23日におこなわれた競馬GIオークスのテレビ中継で、レース中にCMに切り替わってしまった件を咎めているのだ。

 

 

 事件が起きたのはレース直前。ゲートの前に出走馬が集まり、「輪乗り」の最中だった。サウンドビバーチェが他の馬に蹴られたことで、驚いて立ち上がり騎手が落馬。サウンドビバーチェはそこから逃げ出し、コースを逆走する。

 

 ようやく捕まえたものの、蹴られた部分に外傷を負っており、結局、競走除外に。このため、午後3時40分だったオークスの発走予定は遅れに遅れ、3時55分になってしまった。

 

 中継していたフジテレビ系『みんなのKEIBA』はなんとかレースを最後まで放送できたものの、関西圏で放送されていた『競馬BEAT』は、馬群が3コーナーに差しかかったところで、CMが入ってしまった。

 

 番組を制作した東海テレビは「最初から最後までレースの放送をお伝えできなかったことをお詫び申し上げます。現場では、競馬ファンの方にレースのスタートをお見せすることを最優先し、結果としてレース発走後にCMを入れることになってしまいました。エンドロールの20秒間にゴールシーンのVTRを入れるのが精一杯でした」とコメントを出した。

 

《競馬BEAT、オークスのレース中、3コーナー手前で突然CMに突入www アホか笑》

 

《東海テレビオークス途中でCM入れやがった絶対許さない》

 

 など、SNSでは非難が殺到しているのも当然だろう。

 

 アンカツこと元ジョッキーの安藤勝己氏は、15分間もスタートを遅らせたJRAにも問題があったとツイッターに投稿した。

 

《JRAは今日のオークスを教訓に競走除外の見直ししたほうがいい。スピード面ね。テレビ中継、レースの結果としてもファンに迷惑かけたと思うよ。誰がどう見たってあの疲労で走らせられる訳ないし、馬券買ってる側からすれば、放馬した時点で取消して納得なんやから》

 

 アンカツ氏はさらに、大観衆の前で長時間スタートを待たされたことが、レース結果にも少なからず影響を与えたと分析している。

 

 オークスで1番人気に押されたサークルオブライフは、スタートで出遅れ12着に惨敗。デムーロ騎手はレース後「ゲートのなかでイライラして出遅れました。最初から全然脚が出なくて、最後も反応がなかった」とコメント。

 

 同馬の調教師も「ゲートの後ろでずいぶん気持ちが高ぶって、終わっちゃったね。競馬の前にピークアウトしちゃった感じ」と敗因を語っている。やはり、影響はあったとみるべきだろう。

 

 29日はいよいよ競馬の祭典、日本ダービー。後味の悪いレースは御免蒙りたい。

 

( SmartFLASH )

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