『ちむどんどん』悪行重ねるニーニー役の竜星涼に “風評被害” 心配する声

 

　5月25日、TBSラジオの『たまむすび』に出演した博多大吉（51）がこう嘆いた。

 

「もうあの “ニーニー” は、1回捕まえなアカンと思う。だってもう、犯罪だもん。もう詐欺だもん。あんなのは」

 

『あさイチ』（NHK）のMCとして、毎朝 “朝ドラ受け” をしている大吉が、ここまで言うのも仕方ないだろう。

 

　現在放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』だが、ストーリーそのものに加え、話題を集めているのが “ニーニー” こと、ヒロインの兄・賢秀（竜星涼）の行動だ。

 

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　5月25日の放送では、賢秀が妹の良子（川口春奈）に求婚した金吾の父に向かって、良子にストーカーがいることを仄めかし、「ストーカーとの手切れ金が必要」と嘘をつき、10万円を騙し取ろうとした。

 

　大吉はそれに苦言を呈したわけだ。

 

「それだけではありません。1000ドルの投資話に騙され、おカネを失い、東京でも借金を残したまま逃亡、無銭飲食、ヒロインの財布からおカネを抜いてギャンブル……など悪行ざんまいです」（芸能ライター）

 

　こうした行為の連続に、視聴者からは「ニーニーはクズすぎる」という声が上がっている。

 

　朝ドラ史上No.1の「クズ役」になりつつある賢秀。ついには演じている俳優・竜星涼（29）を心配する声がインターネット上であがり始めた。

 

《今期の朝ドラは…ニーニーのことは嫌いでも、、竜星涼は嫌いにならないでくださいだな。》

 

《ねーもうさ、賢秀役の竜星涼さんが心底、可哀想なんですけどー。これは、わざとなのか？ありえん！と毎回思う。》

 

《ニーニー酷過ぎて賢秀役の竜星涼さんが可哀想なので、今後熱血刑事役とか大河ドラマでいい配役が回ってきますようにと祈らずにはいられない。》

 

　もちろん、クズと視聴者に認識されるのは、竜星の演技力の賜であり、それと本人を結びつけるのは “風評被害” だろう。しかし、過去にも演じた役をきっかけにバッシングを浴びた俳優たちもいる。

 

「1990年代のトレンディドラマではよくありましたね。『ポケベルが鳴らなくて』（日本テレビ系）で不倫愛を演じた裕木奈江さんが、役柄をきっかけに大バッシングされました。

 

『想い出にかわるまで』（TBS系）で悪女役を演じた松下由樹さんも当時、視聴者から直接『嫌い』と言われた過去を明かしています。

 

　役柄とはいえ、演技が強烈であればあるほど、その役者さんのイメージとして残ってしまうもの。『ちむどんどん』の視聴者が竜星さんを心配するのも無理ない話ですよ」（芸能記者）

 

“ヒーローもの” の『獣電戦隊キョウリュウジャー』（テレビ朝日系）でドラマ初主演を飾った竜星。『ひよっこ』（NHK）などで脇役として注目を浴びてきたなか、掴み取ったのがこの “悪役” だ。

 

　今回の経験を、ぜひとも今後に生かしてほしい。

 

( SmartFLASH )