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宮崎美子 水着披露を「痛いおばさんと言われないか心配だった」と語るも、「年齢は忘れるようにしている」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.05 11:00 最終更新日:2022.06.05 11:00

宮崎美子 水着披露を「痛いおばさんと言われないか心配だった」と語るも、「年齢は忘れるようにしている」

『第24回日本アカデミー賞』で優秀主演女優賞を受賞した宮崎美子

 

■デビュー20年目の映画『雨あがる』

 

 俳優としても順調にキャリアを重ねていった宮崎だが、「芸能界でなんとかやっていけそうかな」と微かな確信を覚えたのは、「週刊朝日」の表紙を飾ってから20年目のことだった。

 

「きっかけは映画『雨あがる』(2000年)です。『第24回日本アカデミー賞』で優秀主演女優賞をいただいたのですが、会場にいらした津川雅彦さんから『よくここまで来たな』と優しくお声をかけていただいたんです。映画全体のなかで浮くこともなく、ちゃんと役割がこなせたのかなと思いました」

 

 デビュー40年を迎えたころからこんなことを考えるようになった。

 

「まわりに迷惑をかけずに楽しいことをやっていれば、その年齢なりに生き生きできると思うんです。だから年齢を忘れるようにしています(笑)。一昨年、デビュー40周年を記念して初めてカレンダーを出しました。『痛いおばさん』といわれないか心配だったんですけど……水着にもなって。最初は『卓上カレンダーでいいよね』という計画だったんですけど、『どうせなら』と本格的なカレンダーを出すことになってしまいました」

 

 カレンダーには、浴衣姿の写真も入れた。

 

「とてもきれいな浴衣でした。それを着て楚々としたポーズをとっていたら、紀信先生が『裾をちょっと割って足を出そうか』とおっしゃって。先生らしいですよね(苦笑)」

 

 同世代の女性からは好意的な声が多く寄せられ、「ホッとしました」と笑う。宮崎は今、「総合商社」に就職したことをどう思っているのか。

 

「いろいろな場所に行かせていただき、いろいろな経験もできてすごくよかったと思います。芸能生活も長くなって、このごろはおばあちゃん役が多くなりましたけど。ウフフ」

 

 CM出演から42年。宮崎はあのころのまま、今もピカピカに光っている。

 

みやざきよしこ
1958年12月11日生まれ 熊本県出身 1980年、「週刊朝日」の「篠山紀信があなたを撮ります・キャンパスの春」に応募して表紙を飾る。これを機に、「ミノルタカメラ」のテレビCMに出演。ドラマ『元気です!』(1980年、TBS)主演で本格デビュー。出演作はドラマ『放浪記」(1997年、テレビ東京)、大河ドラマ『八重の桜』(2013年、NHK)、映画『墨東綺譚』(1992年)、『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)など多数。現在、放送中のドラマ『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(読売テレビ・日本テレビ系)にも出演

 

【朝めし あるべ】
住所/神奈川県三浦市三崎5-1-10

営業時間/6:00~10:00(L.O.9:30)

定休日/月曜、火曜

※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、営業時間、定休日が記載と異なる場合があります。

 

( 週刊FLASH 2022年6月14日号 )

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