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石田純一×いしだ壱成の対談が実現!親子で明かす芸能界の性暴力…「女性から何度も性強要された」

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.06.15 06:00FLASH編集部

石田純一×いしだ壱成の対談が実現!親子で明かす芸能界の性暴力…「女性から何度も性強要された」

1989年放送の『君の瞳に恋してる!』(フジテレビ系)の一場面。純一はバブル期の“トレンディドラマ”で大活躍

 

純一 もともと俺は演出をやりたくてアメリカまで行って、この世界に入ったわけだから。これから映画を撮る予定。結果はどう出るか、やってみないとわからない。運は多少あるんでね。じつは1988年9月に、当時の所属事務所のマネージャーになることが決定していたんだ。あんた売れないからやめたほうがいいって社長に言われて。それが、『抱きしめたい!』(フジテレビ系)に出演する予定だった人が突然降板し、俺にその役がまわってきて、ドラマがハネて今がある。

 

壱成 僕もその映画で使ってもらえるように頑張りますよ。

 

純一 壱成は天才だよ。それはみんな思ってるし。壱成には、ロバート・デュヴァル(『地獄の黙示録』などに出演した現在91歳の俳優)とか、溝口健二監督の映画にも出た進藤英太郎さん(600本を超える作品に出演した昭和の俳優)みたいになってほしい。進藤さんはいい人の役もやるし、セクハラ豪商みたいな役も天下一品。なんでもできる息の長い役者になってほしいんですよ。

 

壱成 父はすごく努力家だと思う。たとえば、役作りのために資料を読みこんだり、バックグラウンドを調べたりと、読書家。そういう姿勢は、ホントに尊敬します。

 

純一 とにかく、壱成には健康で楽しくやってもらえればいい。評価というのは変わるものだし、過去に評価されたことが重荷になる人もいる。ああ俺、落ちぶれちゃったなぁと、苦しみになるというか。でも、俺はそういうマインドではないので、一日一日できることをやるだけ。叩かれて本当にどん底だったのは、「不倫は文化」発言のころだよ。

 

壱成 なんであんなに叩かれたんですかね。シェークスピアとか、不倫を題材にした作品はたくさんあるのに。

 

純一 あのときも文学のことを言ったんだけど、そこは記事にならないんだもん。俺がとくに言いたかったのは、オペラの登場人物なんて、まともなやつは一人もいないということ(笑)。ほぼみんな変態やバカ野郎で、だからおもしろいんじゃない、と。それを否定したら、ほぼすべての音楽や文学が成り立たなくなる。とはいえ、今の風潮には逆らえないから、残された時間を大切にして、映画を撮るためにも有効に使っていくよ。

 

壱成 僕は後進を育てながら、自分の演技にも磨きをかけていきます!

 

石田純一
1954年生まれ 『抱きしめたい!』(フジテレビ系)などのバブル期の“トレンディドラマ”に数多く出演し、一世を風靡。1996年にモデル・長谷川理恵との不倫が報じられた際の「不倫は文化」発言で非難を浴びる。2009年に東尾理子と結婚

 

いしだ壱成
1974年生まれ 純一と最初の妻・星川まりさんとの息子。脚本家の野島伸司氏が手がけた1990年代のドラマ『ひとつ屋根の下』『未成年』『聖者の行進』などに出演し人気を博す。2021年12月、3度めの離婚を発表

 

撮影協力・バーンキラオ パラダイス

 

( 週刊FLASH 2022年6月28日号 )

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