エンタメ・アイドル
田村亮 長年乗ったボルボを手放し、念願の「カルタス」に 「快適ではないけど“想い”が強いんです」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.03 06:00 最終更新日:2022.07.03 06:00
ガソリン価格が高騰し、政府による補助金がなければハイオクが1リットルあたり200円を超えるとの予想もされている。一方で、1980年代のシビック、アコード、インテグラなどの中古車市場価格も上昇中。
燃費が圧倒的に悪そうな旧車に乗るその理由を、旧車マニアのレジェンドたちに聞いてみた。
亮さんは、3カ月から6カ月ごとに車を買い替えるという異次元のカーライフスタイルを半年ほど前から始めた。
【関連記事:伊藤かずえ「ノート」を買っても「シーマ」には乗り続ける! 「修理代に総額いくらかかったのか把握してません」】
「この企画は10年以上前に考えていたんですけど、きっかけになったのは『2035年ガソリン車新車販売の実質禁止』です。
これは数年後にガソリン税が上がることを意味していて、さらに、スクラップになるガソリン車が増えるということです。つまり、旧車にいつ乗るの? 今でしょ!」
去年の10月に長年愛したボルボを売り払い、1988年式のスターレットを購入した。
「昔の車を乗り継ぐ企画をYouTubeで始めました。そのスターレットを売って手に入れたのが、このカルタスGT-iです」
なぜに、カルタスなのか?
「31年前に六甲山に走りに行っていたら、そこで抜群に速いカルタスがいたんです。スカイラインと競走してて、カルタスがコーナーで詰めた。その速さを自分でも体験してみたいとずっと思っていて。やっと見つけたんです!」
中古車販売店にもなかなか出てこないというカルタス。ノーマル車でワンオーナー、状態もよく150万円で購入した。
「車体が軽いからとにかく速い。高回転でもエンジンが滞らず回るのがすごい。これを体験できたのは大きいです」
長年ボルボに乗っていた亮さん。安全性が高く燃費もよく、コスパを含めて最強の車で亮さんも満足していたという。一般的な目線だと旧車との落差が半端ないが?
「この企画が終わったらボルボを買い直すかもしれません(笑)。それくらいよかったです。
カルタスは、釣り道具が入らなくて、ガソリンタンクは小さいし、カーナビはついてないし、シートもヘタってるから快適ではないです。それでも“想い”が勝つんです。いつかこの車に乗ってみたかった、という“想い”を成仏させたいと思っています」
●乗っている旧車
スズキ カルタスGT-i (1987)《燃費 12km/L》
直列4気筒エンジンは、同排気量では日本初となるDOHCエンジンで、最高出力110馬力。亮さんは、走行距離約8万1000キロ、車検整備付きで総額150万円で購入した
たむらりょう
1972年1月8日生まれ 大阪府出身 1993年4月、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」結成。自身のYouTubeチャンネル「田村亮のYouTube」で旧車愛を公開中