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島田陽子さん、闘病の裏で八面六臂の活躍「アイフルおじさん」清水章吾に救いの手、ハリウッド進出計画も

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.07.26 20:00FLASH編集部

島田陽子さん、闘病の裏で八面六臂の活躍「アイフルおじさん」清水章吾に救いの手、ハリウッド進出計画も

 

 映画『砂の器』や、米国制作のドラマ『将軍 SHOGUN』などで知られる、女優の島田陽子さんが7月25日、都内の病院で死去した。以前から大腸がんを患い、闘病生活を送っていたという。

 

「島田陽子さんといえば、“国際派女優”として数々の作品に出演する一方、1988年には内田裕也さんとの不倫が報じられ、内田さんに貢ぐために多額の借金をつくるなどして、世間をにぎわせました。さらに、1992年にヘアヌード写真集『Kir Royal(キール・ロワイヤル)』を発売。累計で55万部を超える大ヒットを記録しました」(芸能記者)

 

 

 晩年も精力的に活動していた。かつて「アイフル」のCMにチワワとともに出演し、一躍ブレイクした俳優・清水章吾を“救った”のも島田さんだ。

 

 2019年12月「週刊新潮」は、清水による結婚以来、40年にわたるDVを、ドイツ人を父に持つ画家である妻・ハルマンさんと、その連れ子・絹子さんの証言と写真に基づいて報じた。報道のあった日、清水は睡眠導入剤を大量に摂取し、自殺を図った。

 

 その後、一命を取り留めた清水は、本誌でハルマンさん側の主張について「まったくの嘘」と猛反論した。しかし、ハルマンさんにより家を追い出されてしまった清水は、行く当てもお金もなかった。そこに手を差し伸べたのが、島田さんだったのだ。

 

「清水さんと長年の友人だった島田さんは、俳優として再起してもらうためにいろいろと面倒を見てあげたようです。埼玉にある自宅を追い出された清水さんに、世田谷にある知人の家に住むよう、勧めていました。『気を遣うから』と清水さんは固辞したそうです。

 

 さらに、事件を受けて殺到する報道陣の“窓口”になったのも島田さんでした。取材謝礼を直接、清水さんに渡せるように差配されていたそうです。『あんな名優が、こんな事件でキャリアを台なしにしてはもったいない』ってね。人助けのためならば、裏方仕事に奔走する。まさに島田さんらしいご活躍でした」(前出・芸能記者)

 

 2020年1月に島田さんを取材したという、別のスポーツ紙記者はこう語る。

 

「喉の手術をされた直後で声はかすれていたのですが、お元気な様子だったので、訃報に驚いています。ハリウッドで映画を製作しようとしていて、若手の女優や俳優を出演させてあげるんだ、と意気込んでいましたね。コロナ禍の影響で企画は難しくなったようですが……。

 

『渡米したら、向こうでハリウッドスターのスクープを撮ってあげるから、買い取ってちょうだいね』なんて、お茶目なこともおっしゃっていました」

 

 闘病を続けながらも、最期まで精力的に活動しつづけた島田さん。享年69は、あまりに早すぎる死だ。

 

( SmartFLASH )

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