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中森明菜、事務所設立で期待高まる「紅白」出場…気になるのは “絶縁した父” との関係

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.30 20:55 最終更新日:2022.08.30 21:00

中森明菜、事務所設立で期待高まる「紅白」出場…気になるのは “絶縁した父” との関係

 

“永遠の歌姫” が、突如蘇った。8月30日、今年で活動40周年を迎える中森明菜が、Twitterアカウントと公式サイトを開設。活動再開に向けたメッセージを発表したのだ。

 

 以下は明菜のメッセージだ。

 

《長い間、ご心配をおかけしており申し訳ありません。ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度、お手紙を書かせていただこうと思いました。 

 

 今年2022年は、デビューをさせていただいてから40年になります。デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません。

 

 ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです》

 

 

 再始動と同時に、新しい個人事務所の設立も報告している。

 

 明菜といえば、7月9日に放送された『中森明菜 スペシャル・ライブ 1989 リマスター版』(NHK)が好評を博し、今年の大みそかの『NHK紅白歌合戦』への出場まで噂されていた。

 

「『日刊ゲンダイ』をはじめとする複数メディアが、デビュー40周年という節目での紅白出場がありうると報じています。NHK側が水面下で明菜さんに接触し、『録画でもかまわないから』と出演依頼をしているそうです。

 

『紅白』まであと4カ月ありますから、それまでに体調が整えば十分にありうるのではないでしょうか。今回の再始動宣言で、一気に信憑性が高まりました」(芸能記者)

 

 紅白出場が実現すれば、2017年のディナーショー以来、じつに5年ぶりの表舞台となる。だが、明菜の体調と同じく気になるのが、家族との関係が回復したのかどうかだ。

 

 発端は、本誌が2019年6月に報じた、明菜の身内に起きたある訃報 だ。明菜の妹で、元アイドルの明穂さんが世を去っていたのだ。52歳の若さだった。

 

「肝硬変でした。亡くなる2週間ほど前から、ヘルニアも併発して……。毎日、ベッドの上でしゃべったり、看護師さんにつき添われてお風呂に入れてもらったりして。亡くなる2、3日前に見舞いに行ったときも、元気そうだったんです。

 

 亡くなったのは、2019年5月27日。急に危篤だからと、病院から電話があって……。それで、きょうだいも集まって、お見送りしました」

 

 末娘の最期を、振り絞るように本誌に明かしたのは、父の明男さんだ。

 

 亡くなって2日後の5月29日、明穂さんの葬儀がしめやかに営まれた。セレモニーホールには中森家の親族も勢ぞろいしたという。しかし、出棺するそのときにも、明菜が姿を現わすことはなかったーー。

 

「家族が明菜に知らせようとしたみたいだけど……。『連絡が取れなかった』とか『都合が悪いみたい』とか言っていました。結局、明菜は来なかったんです」(明男さん)

 

 明穂さんは、「姉ちゃんに会いたい」と願っていたという。

 

 1歳年上の姉を追うように、明穂さんが芸能界入りしたのは1987年のこと。初仕事は、ラジオパーソナリティだった。当時、明穂さんは「お姉ちゃんに負けずに頑張ります」と意気込んでいた。

 

「子供のころは、仲がよかったですよ。次女と明菜と明穂の3人は、それぞれ1歳違い。娘は4人いるんだけど、3姉妹のようでした」(同)

 

 明穂さんはデビュー後、テレビドラマに出演し、女優の道へ進む。すでにトップアイドルとして活躍していた明菜も、その背中を押していたが……。

 

「1988年に、明穂さんは下着姿を披露した写真集を出版。さらに、ヌードで登場したビデオが発売された。ひと言も相談しなかったことに明菜が激怒し、2人の仲は悪化してしまった」(スポーツ紙記者)

 

 以来、姉妹の関係は不和が続いた。そのうえ、実家や親戚との「金銭トラブル」が相次いだ。溝が広がった明菜と家族をつなぎとめていたのは、母・千恵子さんの存在だった。

 

「だが明菜が『お母ちゃん』と慕っていた千恵子さんは、1995年6月に死去。千恵子さんの葬儀以後、明菜は家族との連絡をいっさい絶ったとされている」(同)

 

 かつては手を取り合った妹・明穂さんの葬儀に姿を見せなかった明菜の心境を、長年、彼女を取材する芸能リポーターの城下尊之氏はこう推察していた。

 

「明菜が明穂さんの死を知れば、自分より若くして亡くなったことに、強いショックを受けるはず。しかし溝は深く、どうしても家族と顔を合わせたくないのでしょう。きっとひとりで悲しみ、落ち込むのでしょうね」

 

 当時、明男さんは、本誌の取材に明菜への思いをこう語っている。

 

「『ぜひ来てほしい』と明菜に伝えてください。お姉ちゃんたちも会いたがっています。明穂の最期がこういう状態だったということは、明菜に伝えておきたいですから……」

 

 はたして明菜は、このメッセージを受け取ったのだろうか。

( SmartFLASH )

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