エンタメ・アイドル
チャンス大城の「すべらない話」透視能力を持った少女が指摘した “わけあり” 部分
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.12 16:00 最終更新日:2022.09.12 16:00
毎回、芸人の面白さの秘密や波乱万丈な人生を紐解く番組『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)。9月5日放送回では、芸歴33年の地下芸人・チャンス大城さんの特集が組まれていました。
チャンスさんは中学3年生で吉本興業の養成所NSCに入学。同期には千原兄弟、FUJIWARA、バッファロー吾郎など、そうそうたるメンバーがいました。しかし、チャンスさんは同期の笑いの能力についていけず、養成所を退学してしまいます。
【関連記事:ピース綾部祐二「東京には戻らない」NYの収入源を明かす】
その後、地下芸人として活動を続けていたものの、売れるきざしは一向にありませんでした。そんなとき、何十年ぶりかに千原兄弟と再会。チャンスさんの面白さを見ぬいていた千原ジュニアさんの推薦もあり、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)に出演。みごと結果を残したことで人気芸人となりました。
筆者は以前、チャンスさんを取材した際、とある番組に出演したときのすべらない話をお聞きしました。
「透視ができるロシア人の8歳ぐらいの少女がいたんですよ。透視ができる理由は『赤外線のようなものが出てて、レントゲンみたいな感じで見えるのではないか』と東大の教授が言ってて。それで、体にわけありな事情を抱えている7人を集めて、その少女に見せて当てられるかどうか、というのをやったんです」
その7人のなかの1人がチャンスさんでした。チャンスさんは体の臓器の位置が、生まれつき左右逆だったことでメンバーに選ばれたのです。
「僕の前の人たちの体の事情を少女が全部当てて、次に僕の体を見てもらう番が来たんです。そしたら少女が僕の股間の当たりを指差して、なんかロシア語でペラペラしゃべってて。それを聞いた少女のお父さんとお母さんが大爆笑してるんですよ。
それで、少女がなにをしゃべっていたのか通訳の人に聞いたら、『この人、睾丸がかけてる』って言ってますと。僕が睾丸がかけていることを見破られまして。僕は内臓の位置が逆で呼ばれてるのに、関係のない睾丸のことを当てられて。『もっと上を見て!』と思いましたね(笑)」
チャンス大城さんは、最近『僕の心臓は右にある』(朝日新聞出版)という自叙伝も出版して話題を集めています。まさにチャンス到来ですね。
インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
( SmartFLASH )