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「女芸人研究家」が選んだ「次にブレイクする女ピン芸人」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.05.29 06:00 最終更新日:2017.05.29 06:41

「女芸人研究家」が選んだ「次にブレイクする女ピン芸人」

『ゆーびーむ☆』

 

芸人は舞台上では芸人として、舞台を降りたら一人の女性として、2つの面を持っているのが魅力」と語る新道竜巳氏(40)。自らも芸人でありながら、「女芸人研究家」といわれるほどの知識と分析力を持っている。

 

 そんな新道氏が選んだ「次にブレイクする女ピン芸人」は石出奈々子、ゆーびーむ☆、らんまるぽむぽむタイプαの3人だった。新道氏が言う。

 

「最近の女ピン芸人の主流は、『“女性”を壊さずにネタに落とし込む』スタイル。柳原可奈子さんあたりから、徐々に変わってきた感があります。石出奈々子さん、ゆーびーむ☆はこのタイプ。『R-1』で活躍した紺野ぶるまさんも、同タイプで注目しています。

 

 以前は女性も、「男性でもできる芸」がおもでした。男芸人の芸風に近いことをやって同じ場にまぜてもらっていたから、体を張らなきゃいけなかった。男芸人はイケメンでもブサイクでもいいのに、女芸人はブサイクが当然だったりと入り込む余地が少なかったんです。

 

 最近は、女性芸人も種類が増えて、特に「女性のまま」の芸人が増えた。女性のほうが空気を読む能力に長けている人が多いので、立ち回りがうまい。今後も増える可能性大です。

 

 ピン芸人は、コンビに比べてできることが限られるので難しいんです。力量も必要だし、セルフプロデュース能力も大事。コンビなら片方ができればなんとかなりますから。

 

 痛々しく見えないことも重要。僕は男性だから、女性はおしとやかであってほしいという思いがあるので、自分の中の基準値を超えると、『もう少し抑えて!』と感じてしまう。

 

 男女問わず、身の丈に合ったお笑いを作るのって難しいんですが、女芸人はそれをできている人が多いんです。

 

 あと、男ピン芸人はコンビを解散して仕方なくピンになる人が多く、悲壮感が見えてしまうことがある。女ピン芸人のほうが自らピンになる人が多くて、明るく楽しく見えますね」

 

しんどうたつみ 「馬鹿よ貴方は」のツッコミ、ネタ作り担当。女芸人好きが高じて、分析結果を講じるライブを開催するほど。公式ブログ「女芸人研究室」はhttps://ameblo.jp/sindo-tatumi/

(週刊FLASH 2017年5月9日、16日号)

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