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深夜ドラマ「サウナぼっち。」プロデューサーが語る究極の整い方

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.09.30 20:00FLASH編集部

深夜ドラマ「サウナぼっち。」プロデューサーが語る究極の整い方

『サウナぼっち。私とサウナと熱波師と』(TVerにて毎週木曜日12時より配信中)

 

 もうサウナはブームなんて言葉では収まらない領域にきている。ひとり、もしくは少人数で楽しめる個室サウナや大自然のなかで耐熱性のテントを設営し、薪ストーブで室内を温めるアウトドアサウナなど楽しみ方が多様化している。

 

 そんな中、RCC中国放送開局70年番組として、熱波師を目指す青年が主人公のサウナドラマ『サウナぼっち。私とサウナと熱波師と』を制作。TVerで毎週木曜日12時より無料配信をしている。話題作のプロデューサー・田原史基氏に話を聞いた。

 

 

「中国地方、四国地方はサウナ文化がまだそこまで発達していないんですよ。東京と比べ、施設の数も少ないなか、僕らがよく行くサウナがあるんですが、広島の繁華街の若者には入りにくい場所にあるんです。

 

 番組をきっかけに広島にもサウナに入る若者が増えてきて、サウナ施設が混んで施設のオーナーさんも『最近、若者が増えた』と言ってくれるようになり、自然と自分たちの首を締める結果になったけど、それって嬉しい悲鳴じゃないですか。

 

 そして今回、そのドラマの第2弾として『サウナぼっち。私とサウナと熱波師と』がスタートしたんですが、前作はRCCの伊東平アナウンサーが本人役で出演していましたが、今回は大幅にリニューアルすることにしました」

 

 今回のドラマで取り上げるのは、女性サウナ界の問題や熱波師と呼ばれる「アウフグース」の世界。熱したサウナストーンに水をかける「ロウリュ」は一度は聞いたことがある言葉だが、「アウフグース」とは?

 

「ロウリュをおこなった後に立ち昇る蒸気をタオルなどであおぐことをアウフグースというんですが、色々、サウナを知っていくうえで、面白いけど光が当たってないものがあるなと感じて。そんなときに熱波師のパフォーマンスや考え方が面白くて、そこに焦点を当てた番組にしたいと考えました。

 

 そこで今回、五塔熱子さんというプロフェッショナルアウフギーサーのかたに監修をお願いしたんですが、先日オランダでおこなわれた世界大会のクラシカルアウフグース部門で3位に輝いた日本を代表する熱波師さんなんです。

 

 その彼女に弟子入りをした主人公が熱波師を演じることにより、サウナ―の方々にはもちろんですが、サウナの良さが分からず、でも興味はあるけどどうしていいかわからない視聴者へ向けても発信していけたらと考えています。突き詰めると、奥が深いのがサウナですが、一歩踏み出す勇気を与えられたら嬉しいですよね。

 

 また、サウナ番組となると、室内の映像が多くなるので縮こまった感じにどうしてもなってしまうんですが、どうせならスケールの大きいものをと、外に行って川の中に水槽を入れて水中の映像を撮ったりとまだ体験したことのないサウナの良さを映像でも届けたいです」

 

 ところで、田原氏には究極の整い方があるという。

 

「“ととのえ親方”こと松尾大さんに教えてもらったんです。サウナで整って肌が敏感になっている状態でTシャツに腕を通すときが、『Tシャツとセックスする』みたいに気持ちがいいんです。これが忘れられなくて番組を作りました。僕がTシャツとセックスがしたくて番組を始めたと言っても過言ではないです(笑)」

( SmartFLASH )

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