『舞いあがれ！』ヒロイン兄の「指一本で億稼げる人」発言によぎる『ちむどん』の悪夢…SNSでは「ダメ兄貴は朝ドラのお約束」との声も

 

　今月から放送が始まった、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』。前作『ちむどんどん』は、全話平均視聴率が2010年以降で最低となり、評価も惨憺たるものだったが、いまだそうした声は聞こえてこない。

 

　ところが、26日放送の内容が、物議を醸しているのだ。

 

「この日の『舞いあがれ！』では、主人公・舞（福原遥）の兄・悠人（横山裕）が東大阪の実家に帰ってきました。悠人は内定報告をしに帰ってきたのですが、『3年で会社はやめる』『大学の3年間で2000万円稼いだ』と話し、家族を仰天させます。

 

【関連記事：歴代NHK朝ドラ「おもしろくなかった」アンケート…1位はダントツ「ちむどん」、2位は？】

 

　悠人は株で大金を稼いだことが明かされるのですが、『独立して投資家になんねん。それを元手に3年で10倍にする。指一本動かすだけで億稼げる人間になる。あかんか？』と豪語したのです」（テレビウォッチャー）

 

　この展開に、物語の上で数年後に迫るリーマンショックを思い出した人も多かったようで、Twitterでは「リーマンショック」がトレンド入りする事態に。

 

　この裏にチラつくのが『ちむどんどん』の悪夢だ。『ちむどんどん』では、主人公・宣子（黒島結菜）の兄・賢秀（竜星涼）の “ポンコツぶり” が話題となった。

 

「賢秀は何度も詐欺にあい、一家の借金を増やしたり、妹の財布からお金を拝借したり、家族に迷惑をかけてばかりで、ドラマのなかでいちばんの “嫌われキャラ” でした。兄を意味する『ニーニー』がトレンド入りすることもしばしば。

 

『舞いあがれ！』でも、悠人のセリフを聞いて、前作と同様に主人公の兄が問題行動を起こすのではないかと思った人が多数いたのです」（前出・テレビウォッチャー）

 

　実は、『ちむどんどん』の前作『カムカムエヴリバディ』でも、主人公の兄・算太（濱田岳）が金を持ち逃げするクズぶりを見せていた。そのため、SNSでは、

 

《今日は悠人が本格登場しましたがやはり何となくこれまでとは違うタイプの問題児系キャラ化し近作の「カムカムエヴリバディ」の算太や「ちむどんどん」の賢秀コースの系譜に繋がりそうかも》

 

《やっぱり #ダメ兄貴 は #朝ドラ のお約束か》

 

《算太→持ち逃げ常習犯　賢秀→ビッグビジネスをかたる詐欺師　悠人→夢よりも金や金ー！楽して稼いだる　どんどんラインナップ豊富になる迷走アニキーズ》

 

　と、今後の展開を心配する声が多数寄せられたのだ。舞と悠人の将来はいかに――。

( SmartFLASH )