エンタメ・アイドル
ゆりやん 『極悪女王』で脳損傷「自力でトイレ行けない」撮影続行に現場から厳しい声、共演の剛力彩芽らにも「MRI検査要請」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.30 06:00 最終更新日:2022.10.30 06:00
「撮影において、ゆりやんレトリィバァさんが演技中に背中及び頭を打ったことを受け医師の診断を受けたところ、大事をみて2週間の安静の指示を受けられました」
10月27日、突如Netflixの公式サイトのプレスリリースに書き加えられた一節。お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァ(31)の身にアクシデントが起きてしまったのだ。
【関連記事:ゆりやん「極悪女王」で背中と頭打ちドクターストップ!Netflixがこっそり延期発表…関係者語るアクシデントの裏側】
女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描いた、Netflixドラマ『極悪女王』は、実話をもとにしたその内容に加えて、ライオネス飛鳥役に剛力彩芽(30)、長与千種役に唐田えりか(25)が起用されるとあって、撮影前から話題となっていた。そんな注目作品で、“撮影事故”は発生した。
「10月21日、千葉県内のスポーツアリーナでおこなわれた撮影では、ゆりやんさんと唐田さんの試合シーンが繰り広げられていました。ダンプさんの全盛期を再現するために、“流血演出”もある激しい格闘シーンでした。その撮影が終わったあと、ゆりやんさんが頭の痛みを訴えたんです。
発表では『背中及び頭を打った』『大事をみて』とされていますが、10月24日に病院へ行き、診察を受けたところ脳への損傷が見られたため、即時入院。しっかり動けるようになるまで3カ月を要するといわれており、入院中の現在は、自力でトイレにも行けない状態と聞いています。関係者もまだお見舞いに行けていない人がほとんどです」(現場スタッフ)
すでに撮影が始まって半年以上。年内にはすべての撮影が終わり、2023年には無事公開される予定だった。
「10月25日、関係者に『明日の撮影を中止する』というメールが送られてきました。そして、翌26日には、制作側から剛力さん、唐田さんといったプロレスラー役の出演者に、ゆりやんさんが怪我をしたという内容とともに、『プロレス撮影をおこなっているので、念のためMRI検査を受けてください』という趣旨のメールが来たのです。ゆりやんさんを除いた部分の撮影は続行すると聞きましたが、『今ごろMRI検査なんて言われて、本当に撮影が続けられるのか?』『この作品は世に出せるのか?』と、出演者とスタッフには戸惑いが広がっています」(芸能事務所関係者)
ゆりやんは、ダンプ本人に会って当時の話を聞いたり、過去のダンプの動画を見て、技を熱心に研究していたという。
「ダンプさんが入団テストを受ける場面では、ゆりやんさんが投げられるシーンだけでも、200テイクほど撮影する過酷な内容でした。じつはそのシーンでも、ゆりやんさんが怪我して、一度すべて撮り直しになった経緯があったんです。
役への強い責任感に加えて、怪我をしたぶん挽回のために、多少のつらい撮影も無理をしていたんだと思います。吉本興業のマネージャーは、ほとんど現場に来ることがなく、ゆりやんさんはしょっちゅう一人で現場入りしていました。彼女へのサポートが整っていれば、異変にいち早く気づけたのではないか……と思えてしまいます」(前出・現場スタッフ)
近年、プロレス界では“大技”によって、有名選手が大怪我を負うリング上の事故が多発している。同じ業界を描くだけに、細心の注意を払うべきだった。