ゆたぼん 動画再生回数激減のなかでアンチが沸き立つ「ネガティブ内容発表」ばかりが伸びる皮肉

 

「少年革命家」を名乗り、日本一周の旅に出ている“不登校YouTuber”ゆたぼんが大ピンチに陥っている。

 

　ゆたぼんは、クラウドファンディングで487万円を集め、6月30日に「ゆたぼんスタディ号」で日本一周の旅をスタートさせた。しかし、10月25日、自身のYouTubeで大赤字状態であることを明かし、このままでは日本一周ができないことから、「投げ銭」による資金援助を求めていた。

 

【関連記事：「嫌いなYouTuberランキング」代理店資料を入手！中学生「ゆたぼん」、暴露系「ガーシー」を超えた1位は？】

 

さっそく「100万円投げ銭します」とのメールが届いたことを報告したが……。

 

「これが詐欺メールだったことが判明。100万円を振り込むための手続き料として、5万円を先に支払うよう要求されたことで、28日の動画では『これ振り込め詐欺やんけ！　誰がこんなんに引っかかるか！　ふざけんなよ、クソ～！』などと、怒りを爆発させていました。

 

　もちろん、これには同情の声が寄せられましたが、ゆたぼんが当初、語っていた投げ銭への条件には、かねてから苦言が呈されていました」（週刊誌記者）

 

　25日の動画では「『ゆたぼん、このお金で楽しんでも遊んでもいいから、自由に使って』って言ってくれる人だけ、投げ銭してください」と発言。

 

「『人の金で遊ぼうとするな』『人生そんなに甘くない』という批判が起こりました。今回の振り込め詐欺騒動にも、『そんなにおいしい話があるわけない』という言葉が寄せられています」

 

　見返りもなしに、他人に大金をくれる人はなかなかいない。しかしゆたぼんの不幸は続くもので、29日には財布を落としたことをTwitterで報告。その1時間後には《スマホ壊れた》《踏んだり蹴ったり》とつぶやいていた……。

 

　YouTuberに詳しいライターは、ゆたぼんの現状をこう分析する。

 

「YouTubeを始めたばかりのころは、『不登校の小学生YouTuber』というインパクトが受け、数百万再生を超える動画もありましたが、現在は平均して数万回ほど。

 

　ここ最近で10万回を超えたのは、25日の『【緊急報告】日本一周できません』と、28日の『【悲報】100万円は詐欺でした…』という動画などです。どちらも厳しい現状を報告するもので、ネガティブな内容なものばかり、再生数が伸びるのは皮肉なものです。おそらく“アンチ”が沸き立っているのでしょう。

 

　100万円の投げ銭報告にしても、実際に受け取ってから動画化するのがYouTuberの“お決まり”ではありますが、受け取らずに動画化してしまったのは、アンチへカウンターをしたい心が先走ってしまったのだと考えられます」

 

　メディアでの知名度は高いが、10万回以下の動画が続くようでは、「収益面でも厳しいことが予想される」とこのライターは語る。日本一周企画で「自力で稼ぐ」ということを“スタディ”できるといいのだが……。

( SmartFLASH )