ひろゆき氏「アベノミクスはいまだ失敗と言えない自公」投稿に賛意集まるも「勝ち逃げ組」とツッコミ

 

　支持率低下に歯止めのきかない岸田文雄政権。旧統一教会（世界平和統一家庭連合）に関する問題のほかにも、物価高対策などに対し連日、批判の声が上がっている。

 

「共同通信社が10月29、30日の2日間でおこなった世論調査では、岸田内閣の不支持率は44.8％。政府の物価高に対応する総合経済対策に対して、「期待できない」「どちらかといえば期待できない」の合計は71.1％でした。支持率こそ、前回10月より2.6ポイント増えて37.6％でしたが、相変わらず低空飛行を続けています。

 

　ネット上では連日、自民党批判が繰り広げられており、比較的、保守層が多いとされている場所でこの状況というのは、類を見ないものです」（政治担当記者）

 

【関連記事：ひろゆき氏が引用した本誌記事　「自民党に投票するからこうなる」がトレンド入り…消費税、退職金、雇用保険に国民年金まで負担増の “超重税国家” に】

 

　そんな中、たびたび発言が注目を集める実業家のひろゆき氏が、自身のTwitterを更新。自民党の増税政策に批判の声が高まっているという本誌の記事を引用したうえで、

 

《産業をきちんと育てないで、日銀と年金機構が株を買い支える事で、経済がうまくいってるように見せてたアベノミクスが未だに失敗だと言えない自民党と公明党。日銀は今でも物価上昇を目標にしてます》

 

と投稿した。

 

　この投稿には、数多くの賛意が寄せられたものの、以下のような指摘もあった。

 

《ひろゆきがアベノミクスの虚像を指摘。やっと浸透するんだろうね…でもひろゆき海外移住勝ち逃げ組笑》

 

《税率を上げれば良いけど貧乏人が日本に残り金持ちは国外逃亡するわ》

 

「ひろゆきさんは、2015年にフランスのパリに移住しています。また、自身が管理人を務めていた匿名掲示板『2ちゃんねる』をめぐる、名誉毀損などの損害賠償を抱えていたにも関わらず、賠償金をほとんど支払っていません。そのため彼には『なぜ賠償金を支払わないのか』『海外にいるから資産の差し押さえができないのか』といった、批判の声が寄せられています。

 

　本人は、法的には問題のないことだとしていますが、それで納得のいかない人は多いでしょう。とくに、税金が重く日本人にのしかかっている現在では、海外で悠々自適に暮らすひろゆきさんに、うらやましくも疎ましい、複雑な感情を抱くのかもしれません」（週刊誌記者）

 

　傷を負うリスクがないからこそ、好きなことが言えるというわけか。

( SmartFLASH )