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紅白、今年の隠し球は「同級生アイドル」対決!聖子、明菜に続いて小泉今日子も…NHKが画策する“80年代シフト”

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.11.04 06:00FLASH編集部

紅白、今年の隠し球は「同級生アイドル」対決!聖子、明菜に続いて小泉今日子も…NHKが画策する“80年代シフト”

中森明菜

 

 電撃復帰から一躍、今年の『NHK紅白歌合戦』の目玉候補に浮上した中森明菜(57)。

 

「今年はデビュー40周年という絶好のチャンス。NHKはなんとかモノにして、その次の “隠し球” までも仕込みたいと考えているところですよ」(芸能事務所関係者)

 

 近年は演歌枠を減らし、アニソン系歌手の出場を増やすなどの決断も下してきたが、2021年も歴代最低を更新するなど、視聴率は年々下がる一方。それを受けて、「NHKは、今年は絶対に負けられないという意気込み」(同前)で、策を練っているという。そこで狙うは松田聖子(60)、明菜に続く、小泉今日子(56)の名前だ。

 

 

「今年、NHKは40代から60代のミドル世代を狙い撃ちしようと方針転換を図っています。そこで浮上したのが、中森さんと同じく、今年デビュー40周年を迎えた小泉さんや、早見優さんといった『花の’82年組』をフィーチャーする計画です。NHKとしては、そのためにまず、中森さんの出場を確定させたい。『明菜さんが出るなら、キョンキョンも出てくれるだろう』と、さらなるオファーを検討しているんです。実現すれば、 “同級生アイドル対決” は視聴者を釘づけにする豪華な布陣になるでしょう」(スポーツ紙記者)

 

 この1980年代シフトだが、意外にも若い世代の心も掴むとNHKは踏んでいるようだ。

 

「SNSやYouTube、サブスクの波及力もあって、1980年代の歌謡曲を知っている若い世代も多いんです。楽曲や過去の映像だけで知っていた “伝説歌手” の登場は、非常に強いコンテンツ力があると、最近の音楽特番などの現場では認識されています」(テレビ番組制作スタッフ)

 

 若い世代は、1980年代の芸能界の空気感に親しみを持っていると分析するのは、作家・芸能評論家の宝泉薫氏だ。

 

「今のZ世代などは、バチバチの関係よりも、互いにリスペクトを持って、仲間意識が強いコミュニティを好んでいます。それこそ、みんな売れっ子だった『’82年組』の構図なんです。

 

 そして、1980年代の芸能界はアイドルブームで、いちばん明るくて楽しい時期でした。いま若い世代はテレビに、YouTubeのような企画力ではなくて、画面全体から伝わる華やかさやキラキラ感を求めています。

 

『紅白』の舞台に『’82年組』を集結させれば、お祭りムードは最高頂に達するはずです。いっそのこと、審査員にも本木雅弘や三田寛子を呼んで “舞台上も舞台下も ’82年組” くらいの思い切った手を見せてほしいです」

 

 アイドル歌手としてスターダムにのし上がった「’82年組」には入らないが、 “40周年組” には、1982年女優デビューの原田知世(54)や、1981年11月に歌手デビューした薬師丸ひろ子(58)といった大物もいる。

 

「長年、歌手として活動している原田さんもコーナー出演などの可能性が十分にあり得るでしょう」(音楽ライター)

 

 前出の宝泉氏は、彼女たちにこんな期待を寄せている。

 

「じつは、原田さんと薬師丸さんは歌手としてほぼ同期なうえに “ユーミン繋がり” という共通点があります。薬師丸さんの『Woman “Wの悲劇” より』、原田さんの『時をかける少女』は、松任谷由実さんの作曲。聖子さんも『赤いスイートピー』など、ユーミン楽曲をたくさん歌っています。そして松任谷さん自身が、今年デビュー50周年。本人とこの3人が特別企画で出演すれば、ステージはすごく一体感が出ます」

 

 それも、明菜の出演ありきの話かーー。Twitter投稿から2カ月が経ち、いまだ “続報” は聞こえてこない。肝心の明菜が出演する可能性は、どれくらいあるのか。テレビ局関係者はこう語る。

 

「中森さんは復帰に向けて動きだしてはいますが、新事務所と旧所属事務所との間で話し合いがうまくいっていないと聞きます。Twitterでも、本人が『まだ万全な体調とは言えません』と述べていることも心配で、『紅白』に出演する可能性は、現状50%といったところでは……」

 

 明菜の “スローモーション” な動きにヤキモキするが、「夢の紅白」実現は近いはずだーー。

( 週刊FLASH 2022年11月15日号 )

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