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タッキー退社で始まった「2週間の潮流変化」キンプリ&ティアラは涙、赤西仁ら “辞めジャニ” は息を吹き返す

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.11.16 06:00FLASH編集部

タッキー退社で始まった「2週間の潮流変化」キンプリ&ティアラは涙、赤西仁ら “辞めジャニ” は息を吹き返す

 

 11月1日に滝沢秀明(40)のジャニーズ事務所退社が発表されてから2週間が経った。

 

 事務所の副社長と子会社「ジャニーズ・アイランド」の社長を務め、「SixTONES」と「SnowMan」という次世代の主力をデビューさせてきた滝沢の電撃退社で、芸能界に “潮流変化” が起きている。

 

 

 芸能記者は滝沢の退社劇をこう振り返る。

 

「SixTONESとSnowManの管轄は、デビュー後に、滝沢さんがトップのジャニーズアイランドから、ジャニーズ事務所本体に移管。アイランドの業績の柱でもあった両グループを取り上げられてしまっては、滝沢さんが不満を漏らすのも当然かもしれません。

 

 裏方に転身後の滝沢さんの評価が高かったのは事実です。コロナ禍において舞台を生配信したり、グッズをオンラインで売ったりしたのも滝沢さんが以前から準備していた成果。そのため、突然の退社には非常に驚きました」

 

 スポーツ紙記者も、「ジュリー藤島景子社長と滝沢さんは、担当する業務こそ異なりますが、意見が合わないと聞いたことがありましたが、まさか……」とこぼしていた。

 

 そして、11月5日に起きた “第2波” は、2018年にデビューしたばかりの「King&Prince(キンプリ)」メンバーの平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が脱退し、順次、ジャニーズ事務所から退社するという発表だった。

 

「23時過ぎの発表は、非常に予想外。通常は、滝沢さんのジャニーズ事務所退社のように、新聞朝刊の時間帯に “情報解禁” となることが多いんです。そう考えると、今回の発表が『ただごとでないこと』だと予感させました」(前出・芸能記者)

 

 週刊誌記者はこう話す。

 

「滝沢さんの退社と近い時期の発表にはなりましたが、それと今回の3人の退社は、関係ないと聞いています。しかし、なぜこういう決断でまとまったのかの話は詳しくは聞こえてきません」

 

 突然の発表に、メディア側も対応に苦慮した。

 

 実は、発表から7時間後に「TOKIO」の城島茂(51)がメインパーソナリティーを務める『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)が生放送された。

 

 番組内ではTwitterのトレンドワードランキングが発表され、「キンプリ」が1位にランクインしたが、同番組で退社のニュースが取り上げられることはなし。

 

「TOKIOメンバーの脱退に対し、何もできなかった城島さんにキンプリの脱退劇のコメントを出させるのは避けたかったのでしょう」

 

 キンプリの冠番組『King&Princeる。』(日本テレビ系)はファンの収録参加の募集を中止することに。

 

 11月10日放送のラジオ番組『King&Prince永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送)も内容を一部変更し、メンバーの永瀬廉(23)自身が涙声で今回の経緯を語った。

 

「あまりに突然の発表で、退所理由についてさまざまな憶測が飛び交いました。そんななか永瀬さんは、ラジオで『いろんな憶測に惑わされて、落ち込んで、泣いてというのは、見ていてこっちもつらいよね』と呼びかけつつ、『(残る)決断ができたのはみなさんの存在があったから』とファンに対する感謝を伝えていました。

 

 どこまでもファンに寄り添う内容でしたが、あらためてメンバーの口から経緯を説明されたことで、メンバー脱退という現実がファンの心にのしかかる、つらい放送でもありました」(前出・芸能記者)

 

 ジャニーズ事務所の公式発表によると、滝沢の副社長退任は9月中旬に本人から申し出があったという。

 

 キンプリ3人の脱退は、「海外での活動」を目指すメンバーとそのほかのメンバーで方向性の違いが生まれ、2021年から話し合いを重ねていた、とされる。

 

「ただ、滝沢さんの退社について『日刊スポーツ』は円満退社だったと報じた一方で、『スポニチ』は《滝沢氏は弁護士を通じて退社の意思を申し入れた》と報じたように、別方向の情報が混在しています。

 

 キンプリ3人の脱退も、発表前まで音楽番組に生出演していたのに、発表後に予定されていた収録参加が中止になるなど、“突然感” が否めない状況がありました。

 

 滝沢さん本人からはコメントもなく、キンプリも残留組の永瀬さんがラジオで経緯を話しただけ。かつてないほどジャニーズ事務所に対する『煮え切らない空気』が蔓延しています」(前出・週刊誌記者)

 

 とはいえ、早くも滝沢が次に動きだしたのも事実だ。

 

 11月7日に「滝沢秀明」を名乗るTwitterアカウントが開設され、のちに本人のアカウントだと確認された。フォロワー数は、11月15日現在、247万人以上になっている。

 

「2022年5月に漫画『HUNTER×HUNTER』作者の冨樫義博さんがTwitter開設から1日でフォロワー100万人を達成したことが話題になりましたが、滝沢さんはそれに匹敵する驚異的なフォロワーの増加でした。

 

 現在、ジャニーズ事務所所属のタレントで、関ジャニ∞の大倉忠義さん、国分太一さん、三宅健さんがTwitterの個人アカウントを開設していますが、3人のフォロワー数の合計より、滝沢さん一人のフォロワー数のほうが多い状態です」(同)

 

 滝沢のアカウントにいち早く反応したのが、ジャニーズ事務所を退社していた “辞めジャニ” たちだ。

 

 まずは、元KAT-TUNで2014年に退所した赤西仁(38)が、11月7日の14時過ぎに《魔女の条件観たよ》とツイート。続いて、元NEWSで2020年退所の山下智久(37)が《ずっと大好きな先輩。》。そして元関ジャニ∞で、2019年に退所した錦戸亮(38)が《Boss降臨》とそれぞれツイートした。

 

 すると、滝沢氏のアカウントはこれらのツイートをリツイート。こうした動向は地上波テレビ番組でも報じられたが、“辞めジャニ” たちがテレビで話題になることは非常に珍しい。

 

 ある “辞めジャニ” タレントと仕事をしている関係者は、こう話していた。

 

「辞めた後、かなりきついのが地上波が取り上げてくれないことです。退所しても、ある程度のファンはついてきたけど、それ以上にファンが広がっていかないんです」

 

 そう考えると、今回の滝沢の退社は、時代を変えつつあるのかもしれない。

 

 実際、“辞めジャニ” の赤西は、滝沢のTwitter開設の日だけで5万人以上のフォロワーを獲得し、息を吹き返した。今後、かつての“兄貴” と一緒に芸能活動をしていくことも考えられる。

 

 キンプリについては、今後の出演動向に注目が集まっている。

 

SMAPは解散発表後、毎年のように出演していた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)など、年末に放送される生放送の音楽特番への出演がなく、期待された『NHK紅白歌合戦』も辞退しました。

 

 キンプリも『紅白』に4年連続出場中で、動向が気にされています。今回はあまりに一瞬で騒動が広まり、混乱を極めた。それも、ジャニーズが制御できないレベルの混乱だったと思います。

 

 ティアラ(キンプリのファン)には『もう生放送などで5人を観られないのでは』と不安を抱いている人も多く、年末恒例の『ジャニーズカウントダウンライブ』なども含めた出演の有無で、また疑念が渦巻くことも。SMAP解散時のように “画一的” な対応をすることは難しいのでは」(前出・芸能記者)

 

 今回の騒動の真相は、本人たちにしかわからないかもしれない。しかし、この2週間だけで芸能界を大きく動かしたことは間違いない。

( SmartFLASH )

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