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長澤まさみ&夏帆、人気ドラマでの熱演が話題の2人にあった“接点” 監督が語っていた役柄とは真逆な素顔

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.11.21 19:30FLASH編集部

長澤まさみ&夏帆、人気ドラマでの熱演が話題の2人にあった“接点” 監督が語っていた役柄とは真逆な素顔

2016年の「第39回日本アカデミー賞」では、くしくも長澤まさみ(右)と夏帆が壇上に並んでいた

 

 話題作が多い今期の秋ドラマ。けん引役となっているのは、間違いなく『エルピス―希望、あるいは災い―』と『silent』(ともにフジテレビ系)だろう。

 

『エルピス』は、死刑囚の冤罪事件というテーマを、スキャンダルで表舞台から外された女性アナウンサー・浅川恵那が追及していく作品だ。長澤まさみ演じる恵那が、真実を探るべく強い意志で突き進んでいく姿は「社会派エンタメ」として、多くの反響を呼んでいる。

 

 

 一方、川口春奈が主演を務める『silent』は、聴覚障害を扱ったラブストーリーだ。川口演じる主人公・青葉紬が、かつて本気で愛した恋人である、目黒蓮演じる佐倉想と8年越しに再会。すると、想の耳が聞こえなくなっていた、というストーリーだ。第7話では、聴覚障害者の桃野奈々を演じる夏帆が、繊細な感情を表現し、話題を呼んだ。

 

 ともに好演が話題になっている、長澤と夏帆。じつは、2人にはある“接点”があった。2017年の映画『散歩する侵略者』で長澤が主演を務め、さらにそのスピンオフ作品『予兆 散歩する侵略者』の主演を、夏帆が務めていたのだ。

 

 2018年、2作品の監督を務めた黒沢清氏が、本誌に2大女優の魅力を語っている。その素顔は今期、彼女たちが演じる役柄とは真逆のものだった。

 

『エルピス』では強さを見せる長澤だが、黒沢監督は、現場の長澤に「煮えきらなさ」を感じたとして「監督としてお願いや指示をしたときに、素直に『はい』と言ってくれない感じがあるんです(笑)。『あ、はい……』みたいな。指摘したら、『私、そうなんですよ。なんかはっきりしないみたいで……』と、自分でも言っていました。でも、いざお芝居すると、まったく迷いがないのがすごいところですね」と語っている。

 

 かたや、『silent』で手話や表情による繊細な感情を表現した夏帆について、黒沢監督は「竹を割ったような性格で、本当にはっきりした女優さんでした。サバサバしていて、仕事もやりやすかったですね。僕は本当に大好きな女優さんで、これは褒めているんですけど、色気がないというと何ですが、男に媚びるようなところがまったくない女優でした。ほかの作品を拝見すると、色っぽい演技を披露している作品もあるので、ああ、監督の要求によってどうにでも変化できる方なんだな、と納得しましたが」と絶賛している。

 

 それぞれの素顔は真逆でも、違和感がないほどの熱演を見せている。さすがは、名監督もほれ込む大女優だ。

( SmartFLASH )

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