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ロイホ「パンケーキ酷評」の料理人が謝罪も「批判誇張の編集」に苦言「シェフも店もサンドバッグ」でコーナー存続に議論勃発

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.11.30 19:40 最終更新日:2022.11.30 19:40

ロイホ「パンケーキ酷評」の料理人が謝罪も「批判誇張の編集」に苦言「シェフも店もサンドバッグ」でコーナー存続に議論勃発

(写真・アフロ)

 

 11月26日の放送回で、ファミレスチェーン店「ロイヤルホスト」のパンケーキを一流料理人が酷評し、ネット上で騒ぎになっている『ジョブチューン』(TBS系)。11月29日には、審査員のひとりとして参加した料理人がFacebookを更新し、謝罪する事態となった。

 

 問題となった26日の放送では、ロイヤルホストの看板メニューでもあるパンケーキについて、審査員7人のうち6人が「不合格」と判定を下した。「ケミカルな味」「家で焼いてもだいたいこういう色になる。そこを推されても」などと、厳しいコメントが相次いだ。これに対し、ネット上では《あの味が好きなのに》《物言いが偉すぎる》と批判が続出したのだ。

 

 

 騒動が拡大するなか、審査員として出演した京都のフレンチレストラン「MOTOI」のシェフ・前田元氏がFacebookを更新。同番組には、慢性的な人手不足の状態にある飲食業界に対し、自分がなにかできることがあるのではないか、との思いから、ノーギャラで出演を決めたという。

 

 前田氏は合格・不合格を《このままで文句無く美味しいか、もう少し改良すればもっと良くなるはず》という基準で判断したという。パンケーキに関しては、《確かに見た目美しさは素晴らしかった》としつつ、《私が感じたのは、香料の強さでした》《あえて改善点があるとすれば、この部分だと思いました》と説明した。

 

 6時間近くにわたった収録では、《本当に美味しい料理は皆さん大絶賛でしたし、不合格の料理でもそれぞれのシェフがアドレスされており、商品開発会議のような雰囲気でした》ともつづった。だが、オンエアされた映像に関しては、《批判を誇張する演出は残念であり、飲食業が魅力的な業界だとは感じることができませんでした》と苦言を呈している。

 

 最後は、チェーン店の苦労に言及しつつ、《その想いが詰まった料理に合否をつけることなど、完全に思い上がりだったと痛感致しました》《この度は大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした》と謝罪した。

 

「同コーナーが炎上したのは、これが初めてではありません。1月には、ファミリーマートの和風ツナマヨネーズおにぎりを巡り、シェフのひとりがおにぎりを口にもしないまま『食べてみたいという気にならない』と酷評。ファミマの担当者が涙ぐみながら『毎年、おいしくできるようにリニューアルを重ねております』と味の評価を懇願し、ようやく口にしましたが、結果、不合格。当時も、シェフに対し『何様なんだ』といった批判が殺到しました」(テレビ誌ライター)

 

 前田氏の弁をうけ、ネット上では番組コーナーの存続に対し、疑問の声が多く上がっている。

 

《一言だけ言わせてもらえれば お金をもらって商売してる人!料理!にケチつける番組自体が気に入らない! 要する、このコーナーはなくして欲しい 気分悪くなる》

 

《このコーナー面白いけど、やればやるほど得がない。不合格出せばコメント一つでシェフが批判されたり、こんな事態になる。》

 

《一流料理人が合格か不合格を決めるとか何様なのかと思う。しかも下手に不合格にすると視聴者の怒りを買う事になり、一流料理人の店に悪評を口コミされるから、もはや両者にとってメリットは無い》

 

《ジョブチューンのあのジャッジ企画今回のロイホのパンケーキ騒動でもだけど毎回酷評したシェフや店がネットでサンドバッグになって炎上してんの見てらんないからあのコーナー潰れていいのにな 昔みたいに企業や職業の裏話流してる頃が一番おもしろかったと思う》

 

 番組の騒動を受け、ロイホの一部店舗ではパンケーキが売り切れ状態になっているようで、話題作りには一役買った形となった。だが、審査員側の炎上リスクを考えると、このままの形式でコーナーを存続させてもよいものか、疑問を持つ視聴者も多いようだ。

( SmartFLASH )

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