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参加資格は「結成16年以上」新たな賞レース『THE SECOND』開催のウラ事情「もうお腹いっぱい」との声も
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.23 18:14 最終更新日:2022.12.23 18:20
12月22日、「結成16年以上」が条件となる新たなお笑い賞レースが開催されることが明らかになった。『THE SECOND』の名で、決勝は5月にフジテレビ系で放送される。結成15年以内となっている『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の参加資格を失った漫才師たちの “セカンドチャンス” だ。
SNSでは、
《三拍子、囲碁将棋、銀シャリに期待。出てくれないかな。最近のM-1でラストイヤーを迎えた人たち、金属バット、プラスマイナス、天竺鼠とかもみれたら嬉しい》
【関連記事:島田紳助がM-1創設した理由は「漫才師がやめるきっかけ作るため」】
《いぶし銀の味のある極上の漫才が観れるんですよね。今から楽しみにしています》
と、期待する声が多数。
《絶対出ます。》(ふみた・囲碁将棋)
《ほほう、おもろそうやないか》(磁石・永沢たかし)
など、早くも “参加表明” している漫才師たちもいる。
だが、一方ではこんな声も少なくない。
《賞レースよりネタ番組増やしませんか??M-1終わってまたリスタートはキツいでしょ 戦わずとも面白い漫才・コントはいっぱいあるんだから、それを純粋に見せる発掘番組はないんかねぇ》
《もういいよ~!賞レース多すぎやろ~!!ネタ番組が見たいよ~!ただでさえM-1って芸人にとって懲役15年とか言われてんのにもういいよ~!!》
《「漫才やコントに点数をつけて審査する意味はあるの?」と思っているのでこの手の番組は疑問なんだよね》
フジテレビ関係者が、ことの経緯をこう説明する。
「『M-1グランプリ』が休止されていた2011年から2014年にかけて、その後継の賞レース番組として『THE MANZAI』を放送していたのがフジテレビ。
しかし、2015年から『M-1グランプリ』が復活することになり、『THE MANZAI』は『THE MANZAIマスターズ』として、賞レースではなくネタ番組に変更せざるをえなくなった。
フジとしては当然、おもしろくない。そこで苦肉の策として出てきたのが、この企画ということです」
現在おこなわれているお笑い賞レースは、おもなものだけでも、
●『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)
毎年12月/結成15年以内の漫才師
●『キングオブコント』(TBS系)
毎年9~10月/コント
●『R-1グランプリ』(フジテレビ系)
毎年3月/芸歴10年以内のピン芸人
●『THE W』(日本テレビ系)
毎年12月/女性のみ
と、すでに飽和状態といっていい。《また同じようなこんなん始まるんか。もうお腹いっぱい》というお笑い好きも少なくないことを、テレビ局も考えてはどうか。
( SmartFLASH )