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クルマ税の矛盾を突く「伊藤かずえ」の発言に賛同の嵐…シーマに30年乗ったら “税金上がりすぎ” 問題「モノを大切にしなさ過ぎ」

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.29 14:54FLASH編集部

クルマ税の矛盾を突く「伊藤かずえ」の発言に賛同の嵐…シーマに30年乗ったら “税金上がりすぎ” 問題「モノを大切にしなさ過ぎ」

「シーマは手放さないって決めたんです」と言う、伊藤かずえさん。最近では“シーマの女神”という二つ名も

 

 女優・伊藤かずえが、古い車に対する税制の矛盾について、疑問を呈した。

 

 伊藤といえば、30年以上にわたって日産のセダン「シーマ」に乗り続けていることで有名。走行距離は26万キロ超。日産からの申し出により、2021年、レストアされたことも話題となった。

 

 伊藤は、12月27日に更新された俳優・中尾明慶YouTube公式チャンネルに出演。助手席に中尾を乗せ、レストアから1年が経過したシーマを運転し、

 

 

中尾「いま、古い車とかをなくそうっていう、世の中の意向が強いじゃないですか」

 

伊藤「そうだよ。税金もすごく高くなっちゃって。大切に乗ってるのに、なんで税金が上がるの?」

 

中尾「モノとしてダメになったら捨てるのは仕方ないけど、まだ動く限りは。そうやってモノを大切にしてるんだから」

 

伊藤「日本だけじゃない?ドイツでベンツとかは『1台買ったらレストアして乗り続ける』っていうもんね。(日本は)モノを大切にしなさ過ぎ」

 

 というトークが繰り広げられた。

 

 伊藤のいう「税金」とは、車の所有者が毎年払う「自動車税」と車検の際に納める「自動車重量税」のこと。車両が初めて登録されてから13年が経過すると、自動車税は約15%アップとなる。重量税は、登録から13年経過で約40%アップ、18年経過でさらに約10%アップとなる。

 

 地球温暖化や大気汚染防止のため、環境負荷の大きい自動車には重い税金を課すという国の方針のためで、エコカーなどは税負担が少なくなる仕組みとなっている。

 

 伊藤の「初代シーマ」は登録から30年以上経過しているので、自動車税は6万6700円、重量税は5万400円となる。

 

 これがエコカーになると、13年を超えても自動車税は変わらず、重量税も2万円(シーマと同程度の重量、エコカー減免なしの場合)のままなのだ。

 

「古い車ほど税金が上がり、『旧車いじめ』とも言われる税制に対する批判は、根強くあります。

 

 環境のために燃費のいい車にシフトするのは、必ずしも正しいわけではありません。車1台製造するために排出するCO2の量はかなりのものです。走行時にCO2を排出しないEVですが、製造時のCO2排出量はエンジン車の2倍以上になるという試算もあります。

 

 また、走らせるための電気を発電するときもCO2も発生します。車の買い替えを促進し、日本経済を支える自動車産業を活性化させる狙いはわかりますが、大きな矛盾があることは否めません」(週刊誌記者)

 

 ネット上では、

 

《新しく燃費の良い車に買い替えるより、古い車を大切に乗る方がよほど環境負荷が少ないのは誰もがわかってると思います》

 

《新車買いたい人はどんどん買えばいいが、1台を大事に大事に乗ってる人の負担を増やすのは意味がわからない》

 

《長く大切に扱うことが本来エコなはずなので、日本のやり方は逆行だと思います》

 

《自動車の原材料は全て輸入品、世界一の耐久性を誇る日本車を五万キロ、六万キロで手放すのは無駄な話です》

 

 など、伊藤の意見に賛同する声が多数ある。「エコ」といえば、なんでもまかり通るのはおかしな話だろう。

( SmartFLASH )

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