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26歳セクシー女優、お尻にシリコン注入して死亡…施術したのはニセ医者だった
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.09.22 11:00 最終更新日:2022.11.21 23:50
夢を実現してくれる「美容整形」で悲劇は起こった。
9月20日、ロサンゼルス市警察はリビー・アダメ容疑者(51)とその娘(23)を殺人罪で起訴した。被害者は、カリッサ・ラジュポールさん(26)だ。
2019年秋、セクシー女優として活躍するラジュポールさんは、さらなる飛躍を目指し、アダメ容疑者らにお尻を大きくする美容手術を依頼した。アダメ容疑者は、かねて美容整形のスペシャリストを自称しており、ネット上でも「ラ・ティア」の名前で知られていたが、実際は、素人同然のニセ医者だった。
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ラジュポールさんの手術は、2019年9月から複数回に分けておこなわれた。「ブラジリアン・バット・リフト」といわれるもので、脂肪を取り除き、液状シリコンを注入してお尻を高くするものだ。しかし、その後の調査で、このシリコンに自動車オイルなど人体に有害な物質が大量に混ぜられていたことが判明する。
とはいえ、ラジュポールさんはアダメ容疑者らに信頼をおいていたようで、手術の様子を撮影し、自身のSNSにアップもしていた。2019年10月15日、ラジュポールさんは3回目のシリコン注入をおこなったところ、直後に容態が急変して死亡した。
アダメ容疑者らは、今年の8月にそろって逮捕された。しかし、違法な美容整形でガッツリ稼いでいたようで、2人は逮捕直後に1億円超の保釈金を支払い、釈放されている。事件を担当した刑事は、「この親子に手術できるような技術も医療経験もない。それでも親子は手術を続け、人々を危険にさらしてきた」と語っている。
この事件に対しネットには、
《かわいそうに……なぜこんな人たちを信用してしまったのだろう》
《体を引き締めたいなら、運動がいちばんだね》
《許せない。でも「お医者さん選び」は慎重にすべきだと改めて思うよ》
などの声があふれている。「ブラジリアン・バット・リフト」は、キム・カーダシアンなど海外の著名人が火付け役となり、人気を呼んでいるが、死亡事故も報告されている。ロサンゼルス市警は、ほかにも施術を受けた人が多数いると見て、捜査を続けているところだ。
写真:Steve Meddle/Shutterstock/アフロ