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「がっかりした大河ドラマ」まさかの三谷作品が上位に…ぶっちぎりワーストは「ノリが独特すぎて」視聴率も最低

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.07 17:14 最終更新日:2023.01.13 12:04

「がっかりした大河ドラマ」まさかの三谷作品が上位に…ぶっちぎりワーストは「ノリが独特すぎて」視聴率も最低

写真:ロイター/アフロ

 

 1月8日からNHK大河ドラマどうする家康』の放送が始まる。主人公は、松本潤演じる徳川家康。他の出演者は、織田信長に岡田准一、正室・築山殿に有村架純など。

 

 毎年、さまざまな話題を呼ぶ大河ドラマだが、これまででもっとも「期待はずれ」「おもしろくなかった」作品は何なのか。本誌は全国の30代以上の女性500人にアンケート調査を実施した。対象としたのは、2003年『武蔵 MUSASHI』から2022年『鎌倉殿の13人』までの20作品。

 

 

 視聴者をもっともがっかりさせた大河ドラマは何だったのか?

 

 ワースト1位は2019年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(主演・中村勘九郎、阿部サダヲ)で、ダントツの143票。約3人に1人が選んだという結果になった。その理由は――。

 

「話にまとまりがなく、内容がわかりづらかった。ビートたけしの活舌が悪く、セリフが聞き取れなかった」(東京都・40代)
「テーマが地味。主演俳優にも華がなかった」(神奈川県・40代)
「ノリが独特すぎて、大河ドラマ向きの脚本ではなかった。宮藤作品は好きなのですが…」(北海道・30代)
「ストーリーが複雑すぎる。時代がいったりきたりして、とにかくわかりづらかった」(神奈川県・50代)

 

 脚本は宮藤官九郎。朝ドラ『あまちゃん』はじめ、数々の人気作品を生み出す稀代のヒットメーカーだが、やや勝手が違ったか。オリンピックと落語の話が交互する複雑な構成は、大河ファンには受け入れられなかったようだ。平均視聴率も8.2%で、歴代大河のなかで唯一10%割れを記録した。

 

 2位は2022年『鎌倉殿の13人』(主演・小栗旬)で67票。

 

「有名な俳優さんが入れ代わり立ち代わり出演して、落ち着かない」(山口県・60代)
「三谷さんの陳腐な演出が苦手」(東京都・30代)
「ちょこちょこ入るコメディっぽい感じが受け入れられなかった」(埼玉県・50代)

 

 こちらもヒットメーカー、三谷幸喜の脚本だが、大好きな人も多いぶん、苦手な人もいるということか。『いだてん』『鎌倉殿』とも、脚本家の色が強いことが、視聴者にマイナスの印象を残したのかもしれない。

 

 3位は2003年『武蔵 MUSASHI』(主演・市川新之助)で47票。

 

「市川海老蔵が好きではないので」(愛知県・30代)
「主演俳優が気に入らない」(北海道・60代)
「全体的に暗いムードのドラマだった」(大阪府・40代)

 

 主演・市川團十郎の好き嫌いがこの数字なのかも。

 

 4位は2004年『新選組!』(主演・香取慎吾)で29票。

 

「主演俳優が好きではない」(岐阜県・50代)
「主演の香取さんの演技力」(群馬県・40代)
「あまりに軽薄な感じで、視聴に耐えられなかった」(東京都・60代)

 

 こちらも主演俳優の好き嫌いが裏目に。

 

 5位は2012年『平清盛』(主演・松山ケンイチ)

 

「全体的に画面が暗く、よく見えなかった。ストーリーも暗かった」(山口県・40代)
「すべてに暗く、憂鬱な作品」(神奈川県・70代)

 

 題材そのものがキツかったのか…。

 

 以下は次のとおり。

 

6位(26票)2020年『麒麟がくる』主演・長谷川博己
7位(25票)2017年『おんな城主 直虎』主演・柴咲コウ
8位(21票)2011年『江〜姫たちの戦国〜』主演・上野樹里
9位(20票)2015年『花燃ゆ』主演・井上真央
10位(17票)2021年『青天を衝け』主演・吉沢亮
11位(12票)2008年『篤姫』主演・宮崎あおい
12位(11票)2007年『風林火山』主演・内野聖陽
12位(11票)2013年『八重の桜』主演・綾瀬はるか
14位(9票)2005年『義経』主演・滝沢秀明
15位(7票)2006年『功名が辻』主演・仲間由紀恵、上川隆也
15位(7票)2010年『龍馬伝』主演・福山雅治
15位(7票)2018年『西郷どん』主演・鈴木亮平
18位(6票)2014年『軍師官兵衛』主演・岡田准一
19位(5票)2016年『真田丸』主演・堺雅人
20位(2票)2009年『天地人』主演・妻夫木聡

( SmartFLASH )

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