有吉弘行が地元・広島ツアー番組で見せた「本格派ナックル」贈られたカープユニホームの背番号は「39（ミク）」

 

　タレントの有吉弘行が2月11日、『有吉弘行の故郷に帰らせていただきます。～地元でこんなに驚いちゃったよ～』（RCC中国放送製作・TBS系）に出演。出身地の広島をめぐりながら当地の魅力を伝えるとともに、ゆかりのある人物と共演した。

 

　筆の産地としても有名な、実家のある熊野町では、当時、通ったというバッティングセンターを訪問。広島東洋カープ・堂林翔太内野手の妻であるフリーアナウンサーの桝田絵理奈の横で、「堂林さんっぽい」と言いながら自身の打撃を披露した。

 

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　そこでは、中日ドラゴンズなどで活躍した、元プロ野球選手で広島出身の谷繁元信氏も、客を装って登場。上半身に日本代表のユニホームを着た谷繁氏に対し、有吉が「勝手に（侍）ジャパンのユニホームを着て」と突っ込むと、谷繁は「元ジャパンだから」と笑顔で返した。

 

　変化球の「ナックル」が得意だという有吉は、元捕手の谷繁氏を座らせてピッチング。谷繁氏の「サイン出しましょうか」という言葉に感激するも、有吉はさっそく、サインに首を振って拒否し、「なんで首振るの、ナックルのサインなのに」と谷重氏から逆ツッコミ。ナックルの特殊な握りに若干、手間取ると、「ナックル投げますよってバレるじゃん」とダメ出しを食らった。

 

　また、マツダスタジアムを訪れた有吉は、1年前に同番組で共演し、今季から就任した新井貴浩監督とも再会。「昨年、有吉さんが、佐々岡さん（前監督）のとこに来られて、おっしゃっていたこと（次は新井監督が就任するという予想）が、まさか現実になるとは思っていなかったので」と新井監督が語ると、有吉は「本当は決まってたんじゃないですか？」といじった。

 

　有吉が「堂林さんは、すごい新井さんの悪口を言っている」と出まかせを言うと、新井監督は「じゃあ堂林は二軍スタートで」と応じ、桝田アナが「めちゃめちゃ慕ってますから！」と横から反論する一幕もあった。

 

　広島担当のスポーツ紙記者が語る。

 

「有吉さんは小学校時代、地元のソフトボールチームに入り、中学生時代は野球部。カープが大好きな野球少年で、実際に『得意球』はナックルでした。2022年は新井現監督を、今回は谷繁氏を『女房役』にして投げ込むシーンを見せました。

 

　元侍ジャパンで名球会所属の2人とも、有吉さんのボールの落ちっぷりには驚いていました。収録中、有吉さんは少年のような素の笑顔を見せていたそうです。

 

　マツダスタジアムでの撮影は、キャンプイン2週間前の1月中旬に、貸し切りでおこなわれました。新井監督は超多忙な時期でした。有吉さんは、台本はあったものの、持ち前のトーク力を遺憾なく発揮し、共演したアンガールズともほぼアドリブでやりあっていたのはさすがでしたね。

 

　有吉さんは、前回はカープのホームのユニホームを、今回はビジターのユニホームを新井監督からプレゼントされました。どちらも背番号は『39（ミク）』。今シーズンは、（夏目）三久夫人と2人で、紅白のユニホームを着て新井カープを応援するかもしれないですね」

 

　番組の最後で、有吉は「（新井監督就任直後に優勝すると）運がよかったなあって言われるよね」と毒舌を飛ばしながらも、一同でチームのV奪還を祈願した。妻を「カープ女子」に仕立てた応援で、優勝を呼び込めるだろうか。

( SmartFLASH )