「発言がズレている」と思う大物芸人は誰？　3位・爆笑問題、2位・とんねるず、1位は？【500人アンケート】

 

　4月の番組改編期を前に、多くの番組の終了や配置換え、出演者の交代などが発表されている。“大物” と呼ばれる芸人たちもその対象となっている。

 

　そこで本誌は、「発言にズレを感じる大物芸人は誰？」のアンケート調査を、全国の20代から60代の男女500人におこなった。対象とした大物芸人は9組。

 

　それでは「発言がズレている」大物、トップ5からみていこう。

 

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【第5位】ダウンタウン（40票）

 

　30年以上もテレビ界の頂点に立ち続ける2人も、今年60歳。松本人志が『ワイドナショー』（フジテレビ系）を卒業すると報道されるなど、かつての勢いは見られなくなっている。「発言がズレている」と指摘された理由は、以下のようなものだ。

 

「松本が『ワイドナショー』で話していることが、ことごとく説得力がない」（20代女性・医療系専門職）
「浜ちゃんの不倫問題は印象が悪い。事務所の力なのか、揉み消している感がありあり。そのせいか、何を言ってもおもしろくない」（40代男性・会社員）
「身内の不祥事に甘くないですか（特に浜ちゃん）」（30代男性・会社員）

 

　不倫報道があった浜田は、4月からMCを務める『ジャンクスポーツ』（フジテレビ系）が、日曜ゴールデンから土曜夕方の枠に移動、時間も30分短縮となっている。

 

【第4位】明石家さんま（50票）

 

　今年68歳となる「お笑い怪獣」だが、『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）、『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ系）などレギュラー多数。

 

「トランスジェンダーの人を受け入れられないような発言がときどきある」（40代女性・主婦）
「なんとなくお笑いのセンスが古いというか、昭和」（20代男性・会社員）
「特に女性に対して、容姿のことなど偏見が強いと思う。今の時代どうかと思う」（40代女性・会社員）

 

【第3位】爆笑問題（101票）

 

　2022年、旧統一教会に関連して、擁護ともとれる発言をするなど、何かと炎上が多い。そのほとんど、いやすべてが太田光によるものだが……。

 

「なんでもかんでも世論の反対側のことばかり言っている。それが芸風なのだろうが、目に余ることが多い」（50代男性・会社員）
「旧統一教会の発言はやはり納得がいかない」（40代男性・会社員）
「わざとあまのじゃくな発言をするのは、自分を賢く見せようとするためでしょう。本心であれば、どうかしている」（50代女性・主婦）
「変わったことを言ってやろうとして、空回りしている。特に選挙特番はひどかった」（40代女性・主婦）

 

　2021年10月の総選挙の特番では、太田の言葉遣いなどに「礼節を欠いている」など批判が殺到した。

 

【第2位】とんねるず（115票）

 

　2018年『とんねるずのみなさんのおかげでした』（フジテレビ系）が放送終了。コンビとしてのレギュラー番組はゼロに。現在は個別の活動がほとんど。

 

「男尊女卑の発言が多すぎる。時代錯誤」（60代女性・派遣社員）
「いまだに、ほとんどいじめの後輩いじりで笑いを取ろうとするのが信じられない。時代の流れがわかってない」（40代女性・会社員）
「木梨は問題ないが、石橋のセクハラ、モラハラな態度や発言はどうかと思う」（30代女性・会社員）

 

　投票者のうち、6割近くが女性だった。

 

【第1位】ビートたけし（124票）

 

　ツービート時代から社会風刺が芸風なだけに、発言が話題となることもしばしば。2022年3月で『新・情報7daysニュースキャスター』（TBS系）は降板したが、『ビートたけしのTVタックル』（テレビ朝日系）は出演継続中。

 

「今の時代とズレた発言ばかり。なるほどと思うことはない。76歳だから仕方ないのか」（60代男性・無職）
「何かしゃべっていても聞き取りにくく、他の人と会話になっていない。周りも気を遣いすぎ」（20代女性・会社員）
「10年ほど前から時代についていけてない感じがしていたが、いよいよ発言が意味不明になってきた」（40代男性・無職）

 

　一世を風靡した “毒ガス” も、令和の時代には合わないのか――。

 

　6位以下は、次のとおりだ。

 

【第6位】タモリ（26票）
【第7位】笑福亭鶴瓶（21票）
【第8位】所ジョージ（15票）
【第9位】ウッチャンナンチャン（8票）

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