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伝説のバラエティ『たけし城』34年ぶり復活でオリジナルファン大興奮も「たけし軍団」出演発表なしに落胆の声

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.11 19:14 最終更新日:2023.03.11 19:25

伝説のバラエティ『たけし城』34年ぶり復活でオリジナルファン大興奮も「たけし軍団」出演発表なしに落胆の声

 

 1980年代後半に大人気を博した伝説の番組『痛快なりゆき番組 風雲! たけし城』が、Prime VideoでAmazon Original『風雲!たけし城』として、34年ぶりに復活を果たす。たけし城の城主を務めるのは、もちろんビートたけし(76)だ。

 

 また、たけしの家老・家臣をバナナマンの設楽統(おさむ・49)と日村勇紀(50)、たけし城を守る配下の3つ城の城主として、くりぃむしちゅーの上田晋也(52)、渡辺直美(35)、市川猿之助(47)の出演が発表された。

 

 

 オリジナルの『たけし城』は、1986年5月2日から1989年4月14日まで、TBS系列で放送された視聴者参加型のアトラクションバラエティ番組。

 

 ビートたけしが城主を務める難攻不落の「たけし城」を落とすため、毎回約100人の一般応募者からなる攻撃軍を谷隼人“隊長”が率い、TBSの緑山スタジオに作られた、たけし軍が仕かけた数々の難関(ゲーム)を攻略する、という内容であった。SASUKEのもとになったといわれる豪華なセットも見どころで、総工費1億円(当時)をかけ、緑山スタジオの一画にある2万3000坪の敷地に400坪のたけし城を建設。バブル期だったとはいえ、その予算は破格だった。

 

 また、挑戦者たちが挑むアトラクションは、運動神経抜群ではなくても、「ワンチャン、なんとかいけそう」と思わせる絶妙な設定になっており、リアルタイムでこの番組を観ていた世代の多くは「自分も出たい!」と思っていた。

 

 それを証明するように、たけしの家老役を務めた設楽は「『おさむ城』をやりたいって言っていたくらい(番組が)好きでしたから。復活するだけでも嬉しいのですが、それに出られるという。いいのかな? と思いました」と、喜びを隠せず。“たけし城のマスコットキャラクター”の家臣を務めた日村も「ほかの番組の復活とは違いますよね。学生のころは見ていて『楽しそうでうらやましいな』と思っていました。みんなの憧れの番組だったので、復活が信じられないですし、そこに出演できるというのも不思議な感じでした」と、リアルタイム世代を代弁するかのように、たけし城への思い入れを語っている。

 

 そして『たけし城』といえば、挑戦者たちとともに城に攻め入り、最後まで残った挑戦者たちに「よくぞ生き残った、わが精鋭たちよ!」と声をかけていた“攻撃隊長”谷隼人(76)。このたび、谷も昭和版に引き続き復活した。谷は「『風雲! たけし城』は特別な作品なので、何役でもいいから番組にかかわりたいと思っていました。攻撃隊長は挑戦者たちの士気を上げる役割があるので、この年では厳しいかなと思っていたのですが、再び隊長役に選ばれて気合いが入りましたね」と決意表明。『ドラえもん』ジャイアン役の声優としても知られる木村昴(32)とともに、ダブルで隊長をつとめる。

 

 一方で、昭和版では、殿であるたけしの配下をつとめていた「たけし軍団」の出演は、誰ひとり発表されていない。たけしの独立騒動以来、微妙な距離感が囁かれている両者だが、これにはネット上で、

 

《たけし軍団を入れなかったのは、やっぱ「そういうこと」なんだろうな》

 

《軍団がいないのは 当時毎週見ていた世代からすると寂しいですが よくよく考えると軍団もみんな60歳を越えているんですよね 殿の高齢にさらにその周りが高齢ではしまらない城になってしまいますね まぁそれでも軍団が揃っていて真ん中に殿がいる風景を見たかったですが…》

 

などの声が上がった。

 

 たけし自身は、今回の復活に「『風雲!たけし城』はバラエティの基本が詰まっている。人間のやることでいちばんおもしろいのは、かなり高度なことに挑戦して失敗すること。あまり深く考えずに楽しんでほしいです」とコメントしている。

 

 地上波は「コンプラ」が幅を利かす令和の世に、配信で復活する『たけし城』。はたして、いまのバラエティ界にどこまで“風雲”を起こせるか?

( SmartFLASH )

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